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発売間近なPS VR2、その進化を体験!

機械獣の迫力にビクッ!PS VR2『Horizon Call of the Mountain』体験会レポ

2023年01月31日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII 編集●ASCII

PS VR2体験中の筆者。進化したVR体験に興奮しっぱなしの1時間だった

 2023年2月22日に発売予定のPlayStation 5向け新型VRシステム「PlayStation VR2(以下、PS VR2)」。先日ソニーストアにて先行予約のお知らせがあったほか、現在はAmazon.jp(https://www.amazon.co.jp/gp/browse.html?node=18195164051)などの抽選予約も受け付けている。

 今回は発売に先立ち、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が主催するメディア向け体験会でPS VR2の実機に触れる機会を得られたので、そのレポートをお届けしよう。

初代PS VRよりも個人にあわせた調整が可能に!

 プレイする前に、PS VR2の外観からチェック。まず本体の見た目だが、全体的なフォルムは初代PlayStation VR(以下、初代PS VR)よりスマートになった印象。黒いモノアイのような部分が無くなり、前面部にはカメラが4つ付いている。

初代PS VR【参考】

PS VR2

上部には前面部をスライドさせるボタンのほか、新たなダイヤルが追加されていた。こちらは、左右のレンズ間隔(IPD)を調節するものとなる。また、装着時に視界を覆う黒いカバーが増量されている

ダイヤルを回すと、内部のレンズ同士の間隔を近づけたり遠ざかけたりできる。個人の目の間隔に合わせ最適な位置に調整できる仕組みだ

鼻に当たる部分のカバーも二重になっており、鼻の高い人低い人どちらにも対応できるとのこと

 装着方法は初代PS VRと変わらず、背面のボタンを押しながらグイッとヘッドストラップを広げ、かぶってから背面のダイヤルを回してキリキリとバンドを締め付けていく。そして前面部を前後にスライドさせ、レンズがちょうど良く見えるところで調整する感じだ。

PS VR2では、ヘッドセットを付けながら内蔵カメラで周りの様子を見られる機能「シースルービュー」に対応した。ゲームメニューの「周りを見る」を選ぶか、ヘッドセット下部の専用ボタンを押すと、ゲームから現実の景色へ視界が切り替わる

ヘッドセットを外さなくても周囲が見えるようになり、もう手探りでコントローラーを探したり、前面部をスライドさせて隙間を作ったりしなくてもOK。これは超便利!

 お次は「PlayStation VR2 Senseコントローラー」。ストラップを付けて握る専用のコントローラーで、右手用に「PSボタン、オプションボタン、アクションボタン(○ボタン/×ボタン)、R1ボタン、R2ボタン、右スティック/R3ボタン」が、左手用に「PSボタン、クリエイトボタン、アクションボタン(△ボタン/□ボタン)、L1ボタン、L2ボタン、左スティック/L3ボタン」がそれぞれ搭載されている。

右手用は決定/キャンセルでよく使う○×ボタンや、メニューなどを開くオプションボタンを搭載。ストラップは手首をクイッとひねって締められ、地味にカッコイイ

左手用は特殊アクションなどで使う△□ボタンや、スクリーンショットなどを撮影するクリエイトボタンが搭載されている

 そしてヘッドセットをかぶり、コントローラーを握ったら「アイトラッキング」の設定へ。PS VR2では視線の追跡に対応し、「カメラの中心」ではなく「視線」でメニューなどを選択できるようになっているのが特徴の1つ。より個人向けのセットアップができるため、遊びやすさや酔いにくさへの貢献が大きそうだ。

 それが終わったらプレイエリアを設定。これをすると自分だけのプレイエリア空間を細かく区切れるので、必ずやっておこう。

シースルービューで周りを見渡し、障害物の有無を自動で認識させて「ここからここまでは安全」というエリアを区切っていく

ある程度は自動でやってくれるが、手動の設定も可能。右手コントローラーから伸びたビームで直感的に設定できる。というか、これだけでちょっと楽しいのだが!?

プレイ中、エリア境界に手が伸びると警告が現れるようになっている。おかげで遊ぶスペース作りは必要最小限のものでよくなりそうだ

装着完成図。PS5とはUSB Type-Cのケーブル1本で接続できるという点も、初代PS VRからの大幅な進歩だと感じた。1本なら接続も簡単だし、プレイの妨げにもなりにくい

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