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現場向けビデオ通話アプリ「SynQ Remote」提供のクアンド プレシリーズAでの資金調達累計額が5億円に

 ビデオ通話アプリ「SynQ Remote(シンクリモート)」を開発、提供する株式会社クアンドは2023年1月18日、B Dash Ventures、ALL STAR SAAS FUND、国内メガバンク系VC3社などを引受先とした「プレシリーズAエクステンションラウンド」において3.8億円の資金調達を完了。2021年夏の初回エクイティファイナンスと合わせると、プレシリーズAにおける資金調達累計額は5億円となる。

「SynQ Remote」は、製造や建設、メンテナンスなどの現場業務に特化したビデオ通話アプリ。騒音対策や画質の良さのほか、現場の対象物を双方向のポインタで指し示す視覚的な機能などを備え、遠隔から現場調査や検査などプロフェッショナルな判断を可能にする。「SynQ Remote」を通して遠隔からプロが判断、指示することで、人手不足、技術者不足、技術承継問題など現場の課題解決を図る。

「SynQ Remote」は2020年の発売以降、安川電機や大東建託などの大手企業への導入が進み、「ICCサミット」や「B Dash Camp」といったスタートアップの登竜門とされるピッチイベントでも優勝するなど、注目されてきた。

 クアンドは今後、調達した資金をもとに、「SynQ Remote」のリアルタイム通話の精度を向上させるとともに、ナレッジデータベースなど新たな領域にも発展させるとしている。あわせて、モバイルエンジニアやUI/UXデザイナー、グロースのためのマーケターやセールス責任者の採用を強化する予定だという。

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