ボールドライト、全国10カ所のプレミアム・アウトレット施設でデジタルフロアマップ「メタマップ」開始
ボールドライト株式会社は2023年1月6日、デジタルフロアマップ・プラットフォーム「Metamap(メタマップ)」を使って制作されたデジタルフロアマップが、2022年12月に国内のプレミアム・アウトレット全10施設で導入され、公開が開始されたことを発表した。
デジタルマップ・プラットフォーム「メタマップ」は、ボールドライトが開発したデジタルマップ・プラットフォーム。ショッピングモールなど商業施設のオリジナルデジタルフロアマップを構築でき、マップ上での店舗情報配信や店舗検索、施設内経路検索、混雑情報可視化、スタンプラリー、クーポンなどの機能を統合した。来場者が広い施設内で店舗を探したり迷ったりする時間を減らし、効率的な施設内回遊を支援して購買時間の最大化を図る。料金は月額5万3350円から(テナント数や機能によりプランが異なる。別途、初期費などが発生する)。
「メタマップ」は従来の紙製フロアマップやフロアガイドをデジタル化したうえで、グラフィカルでインタラクティブなフロアマップの構築を行う。構築したデジタルフロアマップはスマートフォンのWebブラウザで閲覧でき、タッチ操作でマップの縮尺変更や移動ができる。
また、マップから店舗を探しやすくするためのカテゴライズやキーワード検索、現在地周辺検索、ハッシュタグ検索、店舗一覧表示といった機能のほか、混雑状況や待ち時間を可視化することで混雑緩和と待ち時間短縮を図る。目的地が決まれば経路検索機能で最短ルートを表示し、GPSと連動して現在地と照らし合わせながら経路案内を行うほか、ベビーカーや車椅子使用者に向けたバリアフリー経路検索にも対応する。
こうした機能で、来店客の「探す、迷う、待つ」など買物以外の時間を削減する。また、さらに施設内の回遊率や購買率をさらに高めるために、デジタルスタンプラリーやクーポン機能を統合。デジタルスタンプラリー機能を活用することで、来店客はフロアマップ上の店舗を回遊してスタンプを収集、集めたスタンプ数やポイントに応じて賞品応募やクーポンの発行することもできる。