iPadでオフィス系アプリを使うのがおすすめな理由とは
【活用提案】オフィス系アプリはiPadでも実に役立つ! 長所・短所を知って効率的に活用しよう
2022年12月19日 14時00分更新
まだまだたくさんあるiPadのメリット
オフィス系アプリを使う人の多くは、仕事で利用することを前提としているだろう。そのため、少しでも安心できる、安定した環境が必須だといえる。その点についても、iPadにはメリットが多い。
【iPadは持ち運びがしやすい】
まず、iPadの最も有利な点は「持ち運びがしやすい」こと。例えば、iPad miniと外付けキーボードを組み合わせた場合、キーボードの重さにもよるが、だいたいは600g以下に抑えられる。この軽さは非常に魅力的で、持ち歩く荷物が軽くなれば機動性が高まり、体への負荷も軽減できる。外出する機会が多い人こそ、iPadで仕事ができる環境を作っておくといいだろう。
ただし、iPad Proと純正のMagic Keyboardなど、その組み合わせによってはトータルで1kgを超えてしまい、ノートパソコンより重くなることがある。Magic Keyboardはアップル純正のトラックパッド付きキーボードだけあって品質は非常に高いのだが、持ち歩くことを前提にするなら、慎重に検討したほうがいいだろう。
【素早く作業に入れる】
パソコンの場合、そのスペックにもよるが、スリープからの復帰、アプリの起動などに時間がかかる機種は少なくない。これは、場面によっては非常にストレスになってしまうが、iPadならスリープからの復帰は一瞬だし、アプリの起動も高速。資料に目を通すような作業なら、iPadのほうが圧倒的に使いやすい。
【まさかのクラッシュ時でも割と安心】
パソコンで怖いのが、クラッシュ(異常終了)だ。長い時間かけて作業したデータが、一瞬にして無となってしまう。そのつど、データを保存しておけば問題ないわけだが、作業に集中しているときほど保存するのを忘れてしまうもの。しかも、保存していないときに限って、クラッシュは発生したりする。
だが、iPadの場合、作業中のデータは基本的に自動保存なので、万が一、アプリが落ちたとしても最新のデータが残されている可能性は高い。そもそもiPadは、アプリもシステムもパソコンより落ちにくいので、無用な心配をあまりしなくてもいいのがうれしい。
【ノートパソコンよりバッテリーの持ちがいい】
出先で本格的に作業をする場合、気になるのはバッテリー。でも、ノートパソコンと比較してiPadはバッテリーの持ちがいいので、あまり神経質にならなくていい。モバイルバッテリーでの充電も可能なので、いざというときでもバッテリー切れで困るということが少ない。
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