第12世代のインテル「Core i5-12500H」を搭載
144Hz対応&RTX 3050 Ti搭載のゲーミングノート「G-Tune P7」はPCゲームデビューにオススメ!
基本性能が高くゲーム以外にも活躍できる
FPSおよびTPSでゲームパフォーマンスをチェック
それでは、G-Tune P7のパフォーマンスを確認していこう。まずは、基本的なベンチマークでG-Tune P7のポテンシャルを推し量ってみたい。
まずは定番ベンチマークツールの「3DMark」(Version 2.25.8043)からだが、「Fire Strike」では、テスト解像度が3840×2160ドット(4K)となる「Fire Strike Ultra」でスコアを大きく落とすものの、Fire Strike“無印”で1万3000弱と高いスコアを発揮。
DirectX 12のテストとなる「Time Spy」でも、Time Spy“無印”で6000弱と、良好な結果を残している。最新の「Speed Way」の結果は奮わないものの、G-Tune P7の標準解像度である1920×1080ドットでは、高いゲームパフォーマンスが期待できそうだ。
続いてシステム全体の性能をチェックできる「PCMark 10」(Version 2.1.2574)では、G-Tune P7の総合スコアは6500強となった。スコアの詳細を見ていくと、ウェブブラウジングやアプリの起動といった性能を見る「Essentials」が1万弱と最も高く、G-Tune P7の基本性能の高さがうかがえる。
また、オフィスアプリケーションの性能を知る「Productivity」や、コンテンツ制作の性能を見る「Digital Content Creation」も9000弱と良好な結果を残しており、そういった用途でもG-Tune P7が活躍できることは間違いない。
ストレージの速度を計測できる「CrystalDiskMark」(Version 8.0.4)では、G-Tune P7はシーケンシャルリードが最大2500MB/秒、ライトが最大1200MB/秒と、高速な結果を残している。一方、ランダムアクセスでリードが最大550MB/秒、ライトが400MB/秒強と高速で、ゲームの起動やデータのロードなどでストレスを感じることはまったくなかった。
それでは、ゲームでのテストに移ろう。まずは、「Call of Duty: Modern Warfare II」からだが、ここでは解像度を1920×1080ドットに固定し、「極限」「ウルトラ」「バランス重視」の3つのプリセットで、ゲームに用意されたベンチマークモードを実行している。
その結果だが、G-Tune P7は極限プリセットで平均60fps以上を発揮しているものの、最小フレームレートは30fps台まで低下してしまっている。しかし、バランス重視プリセットになると、最小フレームレートが60fpsを超え、平均フレームレートも100fpsまであと一歩のところまで迫っており、快適なゲームプレイが実現している。
続いて「Apex Legends」では、こちらも解像度は1920×1080ドットのまま、描画負荷を最も大きくした「最高設定」と、逆に最も小さくした「最低設定」、それにゲームの初期設定となる「デフォルト設定」のそれぞれでゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。
その結果、G-Tune P7は最高設定でも最小フレームレートが60fpsを上回っている点は立派。最低設定になると最小フレームレートは180fpsにも達しており、144Hz駆動の液晶パネルも活きてくるのは間違いない。
「オーバーウォッチ 2」でも同様に1920×1080ドットのまま、「エピック」「ウルトラ」「高」の各プリセットでゲームをプレイ。その間のフレームレートをFrapsで計測している。描画負荷が軽めなためか、G-Tune P7はエピックプリセットでも最小フレームレートが90fps以上と非常に高め。高プリセットにすると、最小フレームレートは130fpsまで伸びており、144Hz駆動の液晶パネルと合わせて、有利に立ち回れることは間違いない。
せっかくなので、低スペックでも遊べる「VALORANT」もチェックしてみた。元々描画負荷が軽いということもあるが、VALORANTにおけるG-Tune P7の結果は非常に優秀だ。ここでは、描画負荷を最も大きくした「最高設定」と、描画負荷を最も小さくした「最低設定」、それに幾分か設定を高めた「中間設定」の3つを用意。それぞれでゲームをプレイし、Frapsでフレームレートを取得している。なお、解像度はこれまでのテストと同様に1920×1080ドットに固定している。
G-Tune P7は、最高設定でも常時180fps以上の性能を発揮。最低設定になると、最小フレームレートは260fps程度にまで向上し、平均フレームレートは400fps弱にまで達している。これだけ高いフレームレートを発揮しているのであれば、コアなプレイヤーでも満足のいく内容と言っていいだろう。
価格は基本構成で18万4800円
場所を選ばすゲームがプレイできる点は魅力
以上のテスト結果を見ても、G-Tune P7のポテンシャルは非常に高い。FPSやTPSでもプレイアブルなフレームレートを発揮するだけでなく、144Hz駆動の液晶パネルと合わせて、ほかのプレイヤーより有利に立ち回れるほどの性能を備えている。
価格は基本構成で税込18万4800円とお買い得感も申し分ない。ディスプレーサイズは17.3型のため、持ち運ぶには適しているとは言えないまでも、重量は2.5kg程度しかなく、リビングや寝室と場所を選ばずにゲームをプレイできる点に魅力を感じる人も多いのではないだろうか。
話題のFPSやTPSをプレイしたいと考えている人で、大きさや価格の面でデスクトップPCにハードルを感じているのであれば、このG-Tune P7は一考の価値ありだ。
(提供:マウスコンピューター)
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