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第12世代のインテル「Core i5-12500H」を搭載

144Hz対応&RTX 3050 Ti搭載のゲーミングノート「G-Tune P7」はPCゲームデビューにオススメ!

文●宮崎真一 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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 マウスコンピューターの「G-Tune P7」は、144Hzリフレッシュレートをサポートする17.3型のゲーミングノートPCだ。インテル「Core i5-12500H」と、NVIDIA「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」を搭載したモデルで、税込価格は18万4800円。高リフレッシュレートで最新ゲームをプレイしたい人にオススメだ。

 では、G-Tune P7はどの程度ゲームを快適にプレイできるのだろうか。その仕様を紹介するとともに、実際にゲームをプレイして確認してみたい。

G-Tune P7の主なスペック
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット、ノングレア、144Hz対応)
CPU インテル「Core i5-12500H」(12コア/16スレッド、最大4.5GHz)
グラフィックス NVIDIA「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」(4GB、GDDR6)
メモリー 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 512GB SSD(NVMe M.2)
光学式ドライブ -
インターフェース USB 2.0 Type-A、USB 3.0 Type-A、USB 3.1 Type-C×2、Mini DisplayPort、HDMI、マイク入力、ヘッドフォン出力・ヘッドセット/4極、microSDメモリーカードリーダー、有線LAN(1000BASE-T)
通信規格 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5
駆動時間 約4.5時間(公称)
サイズ 約396.9(W)×264.5(D)×26(H)mm
重量 約2.58kg
OS Windows 11 Home

i5-12500HとRTX 3050 Ti Laptopを搭載
ゲーミング用途で十分なスペック

 まずは、G-Tune P7のスペックから紹介していこう。

 本モデルに搭載されているCore i5-12500Hは、Performanceコア(Pコア)を4基、Efficientコア(Eコア)を8基持った12コア/16スレッド対応のCPUだ。TurboBoost適用時のPerformanceコアの最大動作クロックは4.5GHzと、ゲーミング用途においては十分なスペックを備えている。

CPU-Z(version 2.03.1)の実行結果

 GPUは、NVIDIAのGeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを採用する。2560基のCUDAコアを有するほか、リアルタイムレイトレーシング処理を担う第2世代のRTコアと、推論アクセラレーターとなる第3世代のTensorコアを備えている。デスクトップ向けの「GeForce RTX 3050」はCUDAコアを2560基備えているので、数だけ見るとそれと同様の仕様を有しているというわけだ。

GPU-Z(Version 2.51.0)の実行結果

 さらに、付属アプリケーションの「Control Center 3.0」を使うことで、「パフォーマンスモード」「バランスモード」「静音モード」の3つのパワーセッティングが利用可能。ゲームをする時だけパフォーマンスモードに設定してより高い性能を享受するなど、シーンに合わせたモードの切り替えができる。なお、初期設定はバランスモードとなっている。

Control Center 3.0を使用することで3つのパワーセッティングを切り替えることができる

 さらに、Control Center 3.0では「Fan Speed Setting」から、CPUとGPUに装着されたファンを個別に制御可能だ。ここでは、ファンの回転数を最大に設定したり、温度に応じてファンの回転数を適宜変更したりすることができる。

Fan Speed Settingからファンの回転数をリアルタイムでモニタリングできるほか、細かな設定も用意されている

 G-Tune P7のメモリーは32GB(16GB×2)と、デュアルチャネル構成となっている。また、ストレージはNVMe接続のM.2 SSDを512GB装備しており、どちらもゲーミング用途で十分な容量と言えよう。なお、ストレージに関しては、BTOでSSDを1TBや2TBに増量したり、1TBもしくは2TBのHDDを増設したりすることが可能。動画編集などでより多くの容量を必要とするのであれば、BTOでのカスタマイズも一考したい。

CrystalDiskInfo(Version 8.17.12)の実行結果。試用機では、Kingstonの「OM8PDP3512B-A01」が採用されていた

 ネットワーク周りは、1000BASE-T対応の有線LANに加え、Wi-Fi 6対応の無線LANも装備している。対応ルーターが必要になるとは言えWi-Fi 6の使い勝手は良好で、場所を選ばずにゲームをプレイできる点は非常に魅力的だ。また、Bluetooth 5もサポートしているので、ワイヤレスゲームパッドなどを簡単に利用することができる。

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