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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第11回

大きな画面のiPadで動画制作にチャレンジ④

【活用提案】動画編集に慣れてきたら、高機能な定番アプリ「LumaFusion」でさらにステップアップしよう

2022年12月12日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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さまざまな編集機能を使ってみよう

 「LumaFusion」では、高度な編集機能が数多く用意されている。慣れないうちに無理に使う必要はないが、上手に使うと動画のクォリティが格段に上がる機能ばかりなので、どんな機能があるかを覚えておきたい。ここでは各機能の概要を紹介するので、動画作りに慣れてきたら挑戦してみてほしい。

さまざまな編集機能を使うには、編集するクリップを選択して鉛筆形のアイコンをタップする。

〈フレーム&フィット〉

 「フレーム&フィット」では、クリップのサイズの位置や大きさを変更できる。また、キーフレームを使って、テキストや図形の簡単なアニメーションを作ることも可能だ。

「フレーム&フィット」では、左側でクリップのサイズ調整、右側でフレームに適用できるさまざまな調整が可能だ。

〈スピード&リバース〉

 「スピード&リバース」は、クリップの再生速度を調整できる機能。1/240〜6倍の間で調整が可能で、逆再生にすることもできる。動画に緩急をつけたいときに利用すると効果的だ。

「スピード&リバース」では、速度調整の画面に切り替わる。スライドバーのつまみを調整すると1/240〜6倍の間で速度を変更できる。

〈スタビライズ〉

 「スタビライズ」は、手ブレを軽減する機能で、手持ち撮影でブレてしまった映像を補正してくれる。映像の画角を狭くして手ブレを吸収する仕組みなので、スタビライズを強くしすぎると画面が狭くなってしまう。使う際はこの点に注意しよう。

「スタビライズ」では、手ブレ補正を調整できる。画面右側でスタビライズの強さを指定し、画面左側で結果を確認できる。

〈オーディオ〉

 「オーディオ」は、クリップの音量を調整する機能。また、音量を調整するだけでなく、さまざまなオーディオエフェクトを適用したり、一部分だけを消去したりといった編集も可能だ。

「オーディオ」では、クリップに収録されている音声を編集する。画面右側で音量の調整、ピッチやフィルターの適用といった操作ができる。

〈FX〉

 「FX」は、映像にエフェクトを適用できる機能。主にカラー調整で使うものと覚えておくとわかりやすい。カラー調整では、あらかじめ用意されているプリセットを使って色みが調整可能。また、個別にレベル補正、色相や彩度の補正、RGBカーブ、ガンマの補正などをすることも可能だ。

「FX」では、カラー調整などが行える。フィルターの適用や、明るさや彩度などの調整が可能だ。

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