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検索、グラフ、管理などの課題をkintoneマスターたちをどう解決したのか?

カスタマイズで限界を超えろ! kintone show+case unlimitedレポート

2022年11月17日 09時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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管理者助けも、女性受けも(きんとーん管理者に寄り添い隊)

 2番手は鹿児島の現場サポートに所属する永田亮介さん、中島翼さんの「きんとーん管理者に寄り添い隊」だ。今回は「女性受けが悪い」という理由で、昨年会場を沸かせた筋肉ネタは封印。「kintone管理者に寄り添いたいと思う」(永田さん)とのことで、スペースやアプリ管理の苦労から解放するネタを披露した。この時点では、いつになくまじめだ。

きんとーん管理者に寄り添い隊の永田亮介さん

きんとーん管理者に寄り添い隊の中島翼さん

 管理者を楽にする改善は3つ。まず「スペースとアプリの関係がわかりづらい」という課題を解決すべく、一元管理できるようにすること。また、手間のかかる所属スペースの変更をドラッグ&ドロップで実現できるようにするという。さらに、kintoneの特徴であるルックアップや関連レコードによるアプリ参照の見える化。「参照先のアプリからは確認できるけど、参照元からは確認する術がないんだよねー」と永田さんは指摘する。

 この3つの改善を盛り込み、さらに女性受けが狙える(?)カスタマイズを永田さんが施した結果、生まれたのがどピンクのkintoneアプリ管理アプリだ。

「ださっ、想像と全然と違うんだけど」(中島)
「女性はピンクが好き」(永田)
「なにその偏見!嫌いな人もいるでしょ」(中島)
「僕のデザイナーとしての知識、経験、スキルのすべてをつぎ込んだ結果、こうなった」(永田)
「デザイナー辞めた方がいいよ」(中島)

 中島さんが指摘するとおり、色使いはともかく、アプリは使いやすそう。スペースごとにアプリがグループ化されているため、両者の関係は一目で把握できる。アプリの所属スペース変更はドラッグ&ドロップででき、アプリ同士の関連図も表示できる。「お気に入り」グループにアプリをまとめることも可能だ。

素晴らしい3つの改善ポイント

色以外は素晴らしいグループとアプリの管理画面

アプリ間の関連図も見やすい

 最後の機能として永田さんは画面の上部にやたらいっぱい並ぶハートアイコンの説明に移る。いやな予感がする。

「こちら実はクリックできるんですよ」(永田)
「えっ?クリックできるんですか?」(中島)
「クリックしてみましょう。なんと、桜が舞うというまったくもって意味のない機能です」(永田)
「要らねえよ!」(中島)
「しかもこちら、桜が舞う秒数をプラグインで設定できます!」
「それも要らねえよ!」(中島)

えっ?

 軽快なツッコミのあと、時間切れでカスタマイズショーは突然終わる。

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