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kintoneプロフェッショナルたちの負けられない戦いが今年もやってきた

猛者たちの競演が熱い!今年のkintone hack頂上決戦の覇者は?

2018年11月26日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/Team Leaders 写真提供●サイボウズ

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 Cybozu Days 東京 2018初日のトリは、昨年も大いに盛り上がったkintone hackだ。厳しい予選を勝ち抜いてきた6人の猛者たちは、幕張メッセのステージでkintoneの可能性を拡げる6分間のLTを披露した。頂上決戦の覇者になるのは果たして誰か?

本気で優勝を狙いに来た猛者たちによる仁義なきLT大会

 kintone hackはサイボウズ取材のユーザーイベント「kintone hive」で行なわれるプレゼン大会。kintoneに精通したユーザーがkintoneのユニークな使い方を、6分間のLT形式で披露している。今回のCybozu Days 東京 2018では、先日のkintone hive 東京で行なわれた予算会をくぐり抜けてきた猛者6人が登壇し、チャンピオンを目指して熱い戦いを繰り広げた。

 初日最終セッションになったkintone hack nightは、会場を盛り上げるマジシャンたちの導きにより、伊佐政隆さんのど派手な登場でスタート。昨年はゲッツな感じの黄色いジャケットだったが、今年はゴージャスな黄金ジャケットがまぶしい。昨年に続いて実況を務める姫野つばさ嬢のアナウンスで、もはやIT系のイベントとは思えない華やかな舞台にマントをまとった6人が入場。会場では飲み物・食べ物も用意され、審査を行なう会場の参加者もすっかり観戦モードだ。

「伊佐たんとごいっしょするの今回でもう3回目ですよ~」という姫野つばさ嬢の呼びかけに、「そうですね。ありがたいことです」と今年も適当なレスを返す黄金ジャケットの伊佐政隆さん

 続いて、前回のチャンピオンであるMr.kintoneであるジョイゾー四宮靖隆さんからチャンピオンマントが返還される。四宮さんの音頭で会場の参加者とともに乾杯した後、エグジビジョンマッチとして、長野県伊那市で開催されたIoTハッカソンで優勝したネタが披露された。

LTを前に乾杯で気勢をを上げるkintoneの猛者たち
昨年のチャンピオンであるジョイゾー 四宮靖隆さんは伊那市のIoTハッカソンでのkintone活用を披露

 具体的にはGPSやセンサー、LoRaモジュールを搭載したヘルメットを鬼が付け、伊那市内を逃げ回るという鬼ごっこでkintoneを活用している。センサーの位置情報とGoogle Mapを連携し、kintoneに集めることで鬼の位置情報、捕まったか、捕まってないのかもわかり、kintone経由でやりとりできるという。「ライセンス変更でGoogle Map Platformも使いやすくなった。同じような仕組みでたとえば社用車の走行管理や徘徊者の救助システム、鳥獣管理などでも活用できる」とkintone活用の幅広さをアピールした。

Cybozu Days総支配人がkintoneのイカすカスタマイズ(鈴木亜紀子さん)

 トップバッターはCybozu Days総支配人であるサイボウズの鈴木亜紀子さん。「本日はCybozu Daysにお越しいただきありがとうございます!」と支配人らしい挨拶で始めた鈴木さんは、「いつも裏方としてCybozu Daysを見ていたのですが、kintone hackだけはどうしても出たいなと思い、公明正大に予選を勝ち抜いて、この舞台に立つことができました」と感慨深そうに語る。

非エンジニア代表として登壇したCybozu Days総支配人の鈴木亜紀子さん

 とはいえ、マーケ担当の鈴木さんにはカスタマイズは敷居が高い……。そんな話であれば出てくるのは例のあれ、アールスリーの「Gusuku Customine」だ。「(アールスリーの)金春さんが『カスタマイズをみんなのものに』言いました。当然、みんなのものはわたしのものなので、わたしはカスタマイズを手にしました」と鈴木さんは語る。

 鈴木さんが解決したい課題は、kintoneからオフィスの電気をつけたいというもの。「サイボウズのオフィスはある時間に自動的に消灯されるのですが、わたしの席はスイッチから一番遠い。しかも机の下がイベントグッズだらけなので、たまにつまづく」と鈴木さんは悩みを語る。そこで金春さんに「Customineを使って、kintoneで電気つけたいです」と相談したら、微妙な反応とともに「Lambdaと物理スイッチを押せるボタンを使えばできるかも」という返事が戻ってきたので、結局それをチャレンジすることに。CustomineのAWSのLambda対応と物理スイッチ操作器の購入に合わせ、kintoneと照明の連携をやってみることにしたという。

 具体的なフローとしては、まずkintoneに電気をつけるボタンを設置し、それを押すと残業申請チェックが入り、承認済みの場合にはLambdaがキックされるという仕組み。「働きやすさを売りにしているサイボウズなので、ここで承認が通らなかったら、おうちで筋トレ」という流れだ(鈴木さん)。ここまではGusuku Customineでカスタマイズした。その後、LambdaからIFTTTのWebhookが立ち上げられ、SwitchBot発動して、電気をつけるわけだが、設定等はすべて自分で調べて、自力でできたという。

 最後、支配人の顔に戻った鈴木さんは「エンジニアじゃない方も、がんばればkintone hack出られるので、来年はご応募ください!」とアピールし、LT終了。つばさ嬢も「予選会にもいましたけど、エンジニアじゃないわたしからしても実用的で感動した」とエールを送る。「エンジニアじゃなくてもkintoneはハックできる」というわかりやすいメッセージを伝えてくれた紅一点のトップバッターには、会場からも大きな拍手が送られた。

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