モビリティ×生活課題(買い物、医療、空き家、交流機会)新しい街づくり実験を開始します
合同会社うさぎ企画
東伊豆町では、町民の生活課題を鮮明に把握するため、アンケ―トを実施しています。本年10月には大川・北川地区を対象とした846名の記述式アンケートを行い、半数近い回答を得ました。11月10日には稲取地区での対面式アンケートを行い、70名の回答を得ました。その結果、公共交通の先細りによる移動制約をはじめ、増加する空き家によるコミュニティの荒廃リスク、コロナ禍による交流機会の減少といった諸課題が、主な生活課題としてあげられました。
こうした声を受けて、東伊豆町では、モビリティと生活課題を組み合わせた街づくり実験を検討・計画します。実験開始は来年度の予定です。実験エリアは順次拡大する予定ですが、第1期の実験エリアは、駅を中心に各機能がコンパクトに集まる稲取地区を想定しています。
街づくり実験の計画は、東伊豆町のまちづくりアドバイザーで公共交通の専門家でもある森田創氏(合同会社うさぎ企画代表)とともに検討を進めます。来年3月末で廃園になる稲取幼稚園など既存資産を活用しながらコストを抑えつつ、町民の皆さんにもご参加いただける持続性のある内容を目指します。実験検討に先立ち、11月20日(日)13時から東伊豆町役場にて「地域公共交通講演会」を開催します。全国の最新の実践事例を学びながら、東伊豆町の街づくりを、町民の皆さんと考えるきっかけにしてまいります。
11月20日(日)講演会配信チケット申込(PeaTix):https://peatix.com/event/3417989/view