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アスエネ、シンガポールに初の海外法人「Asuzero Singapore Pte. Ltd.」を設立

PR TIMES

アスエネ株式会社
アジアNo.1のクライメートテックを目指し、シンガポールでCO2見える化クラウドサービスの提供開始

クライメートテック(気候テック)領域のリーディングカンパニーであるアスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、シンガポールで新たに海外現地法人「Asuzero Singapore Pte. Ltd.」を設立しました。当拠点では、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」や脱炭素のワンストップサービスの提供を本格的に開始します。



シンガポール進出の背景

当社のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」は、日本で約500社に導入されており、企業・自治体のみなさまにご利用いただいています。そして次の目標として、アジアNo.1のクライメートテックを掲げ、英語版のソフトウェアの提供や製品LCA機能などのサービスの拡充を行っています。

シンガポールは、2021年に「シンガポール・グリーンプラン2030」を発表し、CO2排出量削減目標やグリーンファイナンスの推進などの包括的な環境政策を打ち出しています。また2022年には炭素税を段階的に引き上げる政府予算案が可決されており、国を挙げてカーボンニュートラル達成に向けた取り組みが進んでいます。シンガポール証券取引所(SGX)も、上場企業に対して、2023年以降、TCFDに基づく気候変動関連の開示を行っていくことを段階的に義務づけていくと発表しています。

シンガポールに拠点を置く企業は、アジア太平洋地域(APAC)全体を統括していることが多く、ビジネス活動のハブとなっています。当社は、シンガポールからCO2見える化・削減の取り組みを推進することで、アジア全体の脱炭素化を担う存在となるべく、この度の「Asuzero Singapore Pte. Ltd.」の設立に至りました。

アスエネの強み

当社は、2022年に行ったシリーズBにおいて、APACにおけるビジネス展開の可能性を評価され、シンガポール政府/テマセク傘下ファンドのPavilion Capital、アジアのPE FundのAxiom Asia、Salesforce Ventures、Tybourne Capital Management/持田 昌幸氏などから、総額29億円の資金調達を実施しています。

現在、日本で「アスゼロ」を導入いただいている企業からも、シンガポールを中心にAPAC市場でのCO2排出量の見える化・削減の要望が増えているため、今後は国内外で連携し、脱炭素のワンストップソリューションを提供していきます。

さらに、海外では製品単位で炭素税がかかるケースが多く、製品・サービス単位のCO2排出量(カーボンフットプリント)の算出ニーズも高まっています。製品LCA機能を通じて、サプライチェーン全体のCO2排出量を見える化・削減させ、企業の脱炭素経営を支援します。



Asuzero Singapore Pte. Ltd. 会社概要

Company name:Asuzero Singapore Pte. Ltd.
Services:The Climate cloud platform for measuring, reporting and reducing carbon emissions for enterprises “Asuzero”
Services URL:https://earthene.com/asuzero/en
CEO : Kohei Nishiwada
Establishment:November, 2022
Address : 180 Cecil Street #12-01, Singapore 069546
URL:https://earthene.com/corporate/en


アスエネ代表 西和田のコメント



アスエネ株式会社 / Co-Founder & 代表取締役CEO 西和田 浩平
アジアの中でも、シンガポールは最先端の気候変動対策における取り組みや政策を打ち出し、国を挙げて推進しています。この度、シンガポールにて脱炭素経営の推進に向けた事業を展開できることを大変うれしく思います。当社が提供する、 CO2排出量見える化・削減・報告クラウド「Asuzero」およびSXコンサルティングなど、脱炭素のワンストップソリューションを、シンガポールのお客さまに届けられることを楽しみにしております。当社は、アジアNo.1のクライメートテック企業になるべく、これからも挑戦していきます。


「アスゼロ」について



「アスゼロ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・システムは誰でもカンタンにつかえるUI/UXデザイン
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績と経験
・CDP、SBT認証、TCFDシナリオ分析、ICPなどのSXコンサルティングが可能
・GHGプロトコル*に基づいた各種イニシアチブや省エネ法などの報告資料の作成支援
・「製品LCA*」機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み


採用の強化

アスエネでは、ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しております。ご興味・ご関心がある方は、ぜひお問い合わせください。

募集職種一覧:エンジニア、PdM、デザイナー、CS、営業、海外事業立ち上げ・拡大など
https://www.wantedly.com/companies/asuene
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment
担当・連絡先:大西 正輝 recruit@asuene.com


アライアンスの強化

アスエネでは、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」の展開を、一緒にお取り組みいただけるパートナーを募集しております。

協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/asuzero/contact


会社概要

会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」
資本金:23億8,250万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
   GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capitalなど
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/

<注釈補足>
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは、企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替えること。
* GHG:温室効果ガス、Green House Gasの略。
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準。
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分。
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* LCA:ライフサイクルアセスメントの略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法