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記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」、「数式手書き認識機能」を開始

 モノグサ株式会社は2022年10月20日、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」にて、「数式手書き認識機能」をリリースした。学習者が手書きした数式を端末上で認識でき、キーボードを使うことなく解答できる。

「Monoxer」は、記憶の定着に着目した学習サービス。教師が生徒に覚えてほしい内容を登録すると、内容を定着させるために必要な問題を「Monoxer」が自動で作成。生徒はスマホやタブレットのアプリで学習する。生成される問題は、学習者の習熟度や忘却度に応じて難易度や出題頻度が調整されるため、一人ひとりのレベルに応じた学習ができる。

 これまで「Monoxer」で数式問題に取り組む場合にはオリジナルのキーボードを使っていたが、回答に手間がかかることに課題があった。今回、手書きの数式を認識できるようになったことで、取り組みやすくなる。「数式手書き認識機能」では、途中式を記載する「計算ペン」と、答えを記載する「回答ペン」を使って端末上に手書きできるので、複雑な問題でも途中式を記載しながら問題を解き進められる。これにより算数、数学の公式の記憶定着から、数学や理科の複雑な数式問題まで実用性が高まった。

 一般的に学習における記憶というと、漢字や英単語のような暗記が点数に直結する領域が想起されやすいが、数学も記憶が大きく関わっている。数学でも、九九はもちろん定理や類似問題に関する知識があることで、問題解決の幅が広がるという。今後「Monoxer」では、従来記憶では解決できないと思われていた数学領域についても、本格的にサポートしていくとしている。

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