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中小規模法人向け 「弥生会計オンライン」 第4回

起業初心者こそ会計を時短省力化しよう「弥生会計 オンライン」と「Misoca」活用術

2022年10月27日 11時00分更新

文● 村上タクタ 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

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銀行口座やクレジットカードのデータを取り込むだけで、勘定科目などは自動的に割り振られる

弥生会計 オンラインのワークフローはこんなに簡単

 ここで、弥生会計 オンラインの導入について振り返ってみよう。

 筆者は4月末に30年間勤めた会社を辞めて以来、自分の会社を立ち上げ、フリーランスのライターとして仕事をしている。しかし、経理仕事は苦手だから、極力手間のかからない仕組みを作ろうと思った。

 そこで、まず会社のお金の出入りを、特定の銀行口座とクレジットカードに集約し、原稿料の振り込みも経費の支出も、極力これらを通るようにした。

 そして、弥生会計 オンラインにアカウントを作った。起業から2年以内であれば、今なら「2年間無料キャンペーン」中なので、この恩恵にあずかることにした。ちなみに、3年目からはベーシックプランで3万5200円(税別)/年になるのだが、そのころにはそのぐらい楽々と払えるほどには事業を成長させたいと思っている。

 アカウントを作った後に、初期設定をしなければならないが、いろいろと便利なガイダンスが用意されているので、思いのほか簡単に設定することができた。

 その後、一番肝心の銀行とカードの「スマート取引取込」を設定。カード番号やウェブサービスのパスワードなどを登録すれば、銀行口座とクレジットカードの履歴が一斉に取り込まれ、ほとんどの経理作業が自動的に回るようになる。

 データは「未確定の取引」という項目として取り込まれ、勘定科目も自動で割り振られるので、それを確認して、項目ごとに取り込むかどうかを「する」「しない」で設定していくだけで作業は終わりだ。

 この他にも、カードで支払えず現金で払った費用やプライベートなカードで購入したものなどを手入力する必要はあるが、それでも大半の作業が自動で終わっているので、手間はかからない。

 また、前回もお話したが「レポート機能」も魅力的だ。まだ筆者は記入を始めたばかりなので、さほどのデータは集まっていないが、月ごとに「取引先ごとの売上げのグラフ」や「何に費用がかかっているか?」などをグラフとして見ることができる。グラフ化して見ることで、どこの会社から売上げが上がっているのか、何に費用がかかっているかが一目瞭然なので、新米経営者としてはぜひ活用したい機能だ。

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