弥生、「弥生のあんしんM&A」で会計事務所のM&Aを支援
弥生は12月21日、M&Aマッチングプラットフォーム「弥生のあんしんM&A」内にて、会計事務所のM&A支援を開始した。
弥生のあんしんM＆Aは、中小企業向けM＆Aプラットフォーム。顧問先の数や業界、事務所職員内の有資格者の数、使用されている会計ソフトなど会計事務所のM&Aに特化した情報が閲覧できる。
本サービスでは、譲渡を考えている事務所から申し込み後、希望条件等をヒアリングし、匿名情報を作成。その後、当該匿名情報を「弥生のあんしん M&A」に掲載し、譲受を希望される事務所を募集する。また、譲受希望事務所の選定などの伴走支援も実施していく。
譲受希望事務所としてサービスを利用するには、弥生の会計事務所パートナー制度である「弥生PAP会員」への加入が必要となる。
同社は本サービスで、高齢化などから後継者問題を抱える事務所の課題を解決する。さらに、譲受先の事務所にとっても高度な専門性を有するスタッフや顧問先をそのまま引き受けできることから、会計事務所の事業成長に寄与していく。
サービスの流れ
自身の事務所を譲渡したい時（会計事務所案件を作成）
サービスサイトから譲渡したい事務所の情報を登録後、担当者が希望の売却額や条件などをヒアリングし「ノンネームシート」を作成。譲受希望事務所の中から希望に即した事務所を紹介する。
マッチングおよび成約に至るまで、譲渡元の事務所は無料で利用できる。
事務所を譲受したい時（あんしんエージェント登録）
サービスサイトから、譲渡希望事務所を探せる。掲載情報は匿名（事務所名非公開）だが、詳細の問い合わせも可能。
譲受希望の案件が見つかった後は、希望価格や買収後の運営方針などを記入し、譲渡希望者に向けたアピール ポイントを記載する。
サービスへの登録と案件ごとの問い合わせは無料だが、マッチング成立および最終契約成約時に別途定めるサービス利用料が発生する。
