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GeForce RTX 4090 SUPRIM X 24Gを徹底レビュー

GeForce RTX 4090を買うなら静音かつ全力で使えるMSI最上位ブランド「SUPRIM」が筆頭候補

2022年10月12日 22時00分更新

文● 藤田 忠 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

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16ピンまわりのデザインのこだわりとデュアルBIOS

 GeForce RTX 4090 SUPRIM X 24Gは本当にこだわりが多く、実はまだまだポイントがある。1つ目は12VHPWR専用の16ピンコネクターまわりのデザインだ。

 16ピンコネクタ-は基板もヒートシンクも1段引っ込んでいる。特に目新しいデザインではないものの、12VHPWR変換ケーブルは取り回しに5cm程度の余裕が必要になってくるので、この凹デザインは実用上かなり助かる設計だ。

16ピンコネクター部はヒートシンクと基板が1段下がっているので、12VHPWR変換ケーブルの取り回しがラクになる

12VHPWRの16ピンコネクターは上12ピン、下4ピンという構成

 2つ目はデュアルBIOS仕様。SILENT(デフォルトはこちら)とGAMINGという2つのモードを搭載し、基板上のスイッチで変更できる。

2つのモードは基板上のスイッチで切り替えられる。なお、モードの違いによる効果は後述の性能検証で試している

MSI製GPUクーラーの集大成とも言えるこだわりぶり

 ここからはGeForce RTX 4090 SUPRIM X 24Gの最大トピックで、超ド級のパフォーマンスを支えるGPUクーラーの特徴をチェックしていく。

 RTX 40シリーズ世代のSUPRIMのGPUクーラーは、最新の「TRI FROZR 3S」を採用。ファンもMSI独自形状で風量と静圧を重視した「TORX FAN」の最新版「TORX FAN 5.0」を搭載している。

超ド級パフォーマンスをなるべく静かに最大限引き出すためのキーポイントがMSIの最新・最強GPUクーラー、TRI FROZR 3Sだ

TORX FANの最新バージョン、TORX FAN 5.0を採用。ファンのサイズは100mm径となる

ファンブレードを3枚ずつ連結することで、ヒートシンクへ送る気流を集中させるという

ファン周辺の円形カウルも含めて「TORX FAN 5.0」とのこと。このカウルで風量や静圧を高めている

MSIの資料から抜粋。同社の標準GPUファン「Axial-techファン」や「TORX FAN 4.0」から風量も風圧も向上している

カウルは下部にノッチをつけて風の逆流を抑制。効率良く送風できるような工夫が随所にある

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