PR TIMES、広報PRが地方企業の悩みを解決する
西日本8エリア別テレビCMを手掛かりに地域PRコミュニティづくりをPR TIMESが推進する
広報PRの効果と「PR TIMES」の将来展開
新テレビCMおよび「そこで、PRゼミ!」を核とした地方展開の推進について発表が行われた後、CMの出演者8名によるトークセッションが行われた。その中からいくつか紹介する。
まず春華堂のブランド戦略室部長 飯島 美奈氏はテレビCM放映の反響について問われた。
「反響はものすごくて、取引業者から声がかかるだけでなく、子供の学校でも出演しているのを見たと話題になっていた。また、入社内定者の集まりでも学生からCMを見たと言われ、事業だけでなく採用活動にも非常に良い効果が出ている」(有限会社春華堂 ブランド戦略室部長 飯島 美奈氏)
徳島県の大学発ベンチャーとして地元での注目度が非常に高いグリラスには、地域への関わり方という観点からCM出演への動機を尋ねられた。
「徳島という地方柄、なかなか新しいスタートアップは無くて、徳島県で注目していただくことは多かった。しかしこれを日本全国に拡げていかないと、我々の目指しているコオロギを食用にというところを浸透させていくのは難しいと思っていた。また、徳島の経済を活性化させるためにも、徳島で会社をやっても大丈夫だというところも伝えたかった。
そういった意味で今回このようなCMに出演させていただけて、徳島からでも全国に情報を発信し続ければ、ちゃんと全国的に注目を受けられるということを徳島の若い人に伝えることができたと思う」(株式会社グリラス 代表取締役 渡邉 崇人氏)
10月の「そこで、PRゼミ!」にも登壇する資さんの佐藤氏からは、福岡県の広報PRの現状について思いの一端が語られた。
「福岡という県では、メディアも企業も自治体もみんな福岡をもっと盛り上げていこうという思いを持っている。しかしメディアも良く取り上げてくれるため、逆に我々企業側に少し甘えが出てしまい、発信がおろそかになることがある。それではいかんので、私たちはプレスリリースやSNSを活用しながら自社で情報発信をし、同時にメディアとも付き合っている。企業も街ももっともっと情報発信していければという思いを持っている」(株式会社資さん 代表取締役 佐藤 崇史氏)
青木被服の専務取締役 青木 俊樹氏は、得意とは言えないダンスを含む自分の演技について語った。
「当日は緊張していたが、素晴らしい雰囲気づくりと少しばかりの目立ちたがり屋精神が出てしまって、カメラを向けられると半歩前に出てしまう自分がいた。武藤ディレクターと萩原監督の後押しもあって、まるでマジックにかかったような空間が動画に現れていたと思う。とても良い経験になった」(青木被服株式会社 専務取締役 青木 俊樹氏)