社内ノウハウを効率的に活用し人材教育にかかる時間を削減、「Pincy Park」提供開始
株式会社LIGHTzは2022年10月3日、製造業が抱えるノウハウを効率的に活用するためのナレッジマネージメントの問題解決を図るノウハウ活用サービス「Pincy Park」の提供を開始。フリープランは無料。スタンダードプランは1ユーザーあたり月額2000円(最低5ユーザー以上)。
「Pincy Park」は散在する社内情報を1ヵ所にまとめて管理し、必要な情報を必要なときに取り出せるようにするための情報プラットフォーム。既存の情報を探したり集めたりするのにかかる手間や時間を削減し、付加価値の向上を図る。これまで多くの企業にとって社内に蓄積されたノウハウや独自技術、トラブルに関する情報のデジタル化や有効活用が難しいという課題を解決するために「Pincy Park」の提供に至ったという。
「Pincy Park」はすぐに使えるクラウドサービスとして、サーバーの追加やセキュリティ設定不要で利用可能だ。新入社員の教育時間削減のために、部署のトレンドが見られるキーワードランキング「トレンド機能」を搭載。若手からベテランまでシステムを利用することで検索ランキングを自動生成。会社や部署ごとのランキングを新入社員が見ることで、気づきを得る仕組みになっている。
また、思いつきや手書きの情報を簡単に投稿し、ドキュメント作成できる「クイックメモ機能」で、社内のノウハウの蓄積を促進する。メモアプリを開く必要なく、画像添付や文字の変更も可能だ。
そのほか、社内独自のローカルキーワードを登録できる「専用辞書登録機能」なども用意。部署ごとに単語の言い回しが異なる場合も言葉の揺らぎを補正することで、日常的に使用する社内のローカルキーワードをピンポイントで検索でき、必要なノウハウをすぐに活用できるようにした。LIGHTzによると、「Pincy Park」の活用によって若手の教育時間を約70%削減することを図るという。