【完全貸切型】インバウンド個人旅行者向け観光体験ECサイト ポストコロナ時代を見据え、日本の観光産業の課題を解決する「Wabunka」英語版をオープン&予約受付スタート
J-CAT
~IT化とグローバル対応に遅れる日本の伝統文化・芸術分野を、テクノロジーで支援~
世界的に出入国の規制緩和が進み、訪日外国人数が増えている一方で、日本の観光サービスの利用ハードルが課題となっています。日本の伝統文化・芸術、観光をテクノロジーで支援するJapan Culture and Technology 株式会社(東京都中央区、代表:飯倉 竜 以下、J-CAT)は、職人や芸術家と共に由緒ある寺社や老舗の工房などを貸し切り、非日常空間で特別なコト体験を予約できる観光体験ECサイト「Wabunka」の英語版をリリース。10月5日(水)より、外国人の個人旅行者による予約受付を開始しました。 【Wabunka 英語版】 https://wabunka-media.jp/en/
訪日外国人が増加する一方で、観光体験の「知らない、探せない、伝わらない」課題が顕在化
出入国制限の緩和が世界的に加速し、2022年4月以降、訪日外国人数は5ヶ月連続で10万人を上回っています。9月以降は添乗員の同行を伴わないツアーの受け入れも可能になり、今後も増加が見込まれます。一方で、モノ消費からコト消費に価値が見出されるなか、日本の伝統文化・芸術分野がIT化やグローバル化に取り残されていることを背景に、観光体験について訪日外国人と観光事業者の双方が「知らない、探せない、伝わらない」という課題があります。
海外からの旅行予定者が観光体験に参加したいと思っても、日本にどのような文化があるのか、具体的な情報が不足しています。一方で、事業者側でも英語による対応が困難かつ職人の高齢化が進んでおり、ITを活用した集客や宣伝告知がされにくく、観光体験を見つけることが難しい状況です。
また、観光体験の実施が可能な場合でも、講師である職人・芸術家自身が英語になじみがない場合や、英語を話せる観光ガイドを通訳として手配できたとしても、専門的な知識や技術、職人の精神性などの重要な背景が伝わらない場合もあり、日本の芸術・文化を伝え、体験することが、双方にとって難しくなっています。
(※日本政府観光局 / JNTO:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/20220921_monthly.pdf)
ポストコロナ時代に向けてインバウンド観光の課題を解決する「Wabunka」の英語版がリリース
「Wabunka」は、日本の由緒ある寺社や老舗の工房、高級ホテルなどの非日常空間で、上質な“コト体験”を予約できるサービスです。2021年に国内の個人向けにサービスを開始して以来、コロナ禍において観光需要が大きく落ち込むなかでも会員数や予約者数を堅調に伸ばしてきました。
このたび、訪日外国人と観光事業者双方の課題解決に向けて、英語版をオープン。訪日外国人のニーズが高いジャンルを拡大し、多言語に対応したプランを提供します。また、10月11日(火)から予定される入国者数の上限撤廃と個人旅行の解禁を受け、インバウンド個人旅行者による予約受付もスタートします。
非日常的な空間でプライベートな文化体験を実現する「Wabunka」英語版の特徴
日本の文化を堪能できる特別な体験をラインナップ
Wabunkaでは、これまで日本語版の運営を通して蓄積してきたユーザーデータの分析をもとによりよいプランを企画。日本の伝統文化・芸術分野に携わる方々の想いものせて、魅力的な体験を考案・掲載しています。今後のラインナップにもぜひご期待ください。
<体験プランの一例>
◆Zazen Meditation Experience at Daitoku-ji Temple, Kyoto
京都「大徳寺大慈院」で体と心をゆるめる坐禅体験 −和尚さまとの談話とお抹茶付き−
臨済宗大徳寺派の大本山である大徳寺。本体験は、大徳寺塔頭であり、1585(天正13)年に創建された歴史の深い大慈院にて、坐禅を組み、お抹茶をいただく特別なプランです。通常は非公開の寺院にて、美しい庭園を目の前に行う坐禅と、和尚さま自らが点てたお抹茶をいただきながら語らうひととき。禅の精神を学びながら体と心をじっくりとほぐせば、軽やかな心で日々を送るためのきっかけを得られるでしょう。
◆Uji Tea Ceremony Experience With Hands-on Green Tea Milling Experience
宇治「中村藤吉本店」挽き茶体験と濃茶・薄茶を堪能するお茶づくしプラン −生茶ゼリイ付き−
抹茶の代名詞でもある京都・宇治の地に、160年以上前から店を構える「中村藤吉本店」。一般には開放されていない茶室で茶席体験ができる、Wabunka限定お茶づくしプランが誕生しました。碾茶を石臼で挽くこともでき、楽しみながらお茶の世界を学べます。お食事には、中村藤吉本店の人気メニューである「茶蕎麦」と「生茶ゼリイ」をいただきます。
◆Private Tour and Traditional Braiding Workshop at Domyo Braid Shop
組紐処「道明」上野の非公開工房ツアー&アクセサリー制作で創業360年の歴史を体感
創業360年の歴史を誇る老舗で、非公開の工房見学ツアーと奈良組のピアス/イヤリング/ネックレスを製作する工芸体験。絹糸の染め上げから成形までの工程見学に加え、店頭で販売されている人気ブランド「DOMYO」の組紐アクセサリーを、オリジナルで作製いただけます。
法人向けサービス「Wabunka Experience」も展開
J-CATでは、一流の職人や芸術家を講師に迎え、本格的な日本文化体験を通じて企業研修を実施する法人向けサービス「Wabunka Experience」も提供しています。コロナ禍以降は、入国制限や大人数での開催が難しくなりましたが、規制緩和を機に回復基調となり、国内の多国籍企業を中心に利用が再開。これまでに、AmazonやParis Saint-Germain FCなどグローバルなクライアントを中心にご利用いただいています。今後も日本の伝統文化・芸術分野を支援すると同時に、インバウンド需要やポストコロナ時代の旅行ニーズへの対応を進めていきます。
J-CATの創業経緯と代表コメント
“創業のきっかけは、私自身の原体験にあります。書道家である私の母は「海外の人たちに書道の文化を広めたい」という想いを抱きながら、習い事教室の運営で手一杯でそれが叶わずにいました。芸術家として素晴らしい才能を持っていても、しっかりPRしなければ価値に気づいてもらえない。そんな状況に強い違和感を覚えていました。
また、商社勤務時代に海外赴任を経験し、世界から集まった多様な文化やIT・テクノロジーを目の当たりにしました。そこであらためて、日本の文化・芸術分野がテクノロジーに取り残されていることを痛感したのです。
芸術家の家に生まれ、IT分野に身を置いてきた知見を活かし、日本の文化・芸術・観光分野をテクノロジーで支援したい。そして業界のさらなる発展に貢献してまいります。”
(飯倉 竜 / Japan Culture and Technology 株式会社 代表取締役)
・本プレスリリースに使用している写真素材はこちらからダウンロードしていただけます。
https://m.wabunka-media.jp/3fCpQdW
・「Wabunka」では、掲載にご協力いただける事業者様やゲストのご案内をお手伝いいただけるガイドや通訳などを募集しております。各ページより、ぜひお気軽にお問い合わせください。
掲載をご希望の事業者様はこちら: https://wabunka-media.jp/for-provider
ガイド・通訳の募集についてはこちら:https://forms.gle/VEwLASncnhH3DJKL7
会社概要
・会社名:Japan Culture and Technology 株式会社 (J-CAT)
・代表:飯倉 竜
・本店所在地:東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング(コレド日本橋)5階 / THE E.A.S.T. 日本橋一丁目 01号室
・事業内容:ハイエンド観光・体験予約サービス「Wabunka」の運営、訪日外国人向け、伝統文化関連イベントの企画・提供、芸術家・職人支援事業(Web制作、ITサポート等)
・企業HP:https://j-cat.co.jp/