DataLabs、点群データや三次元モデルを共有できるクラウドコラボツール開始
DataLabs株式会社は2022年9月28日、点群や三次元モデルなどをベースにしたクラウド型コミュニケーションツール「LinkedViewer(リンクト・ビューアー)」の製品版の提供を開始。点群データや三次元モデル、図面や写真データなどのリンクといった大容量のデータをブラウザ上で共有でき、コメントの書き込みもできる。基本月額料金は1アカウント3万9800円から。共有は10人まで無料。
「LinkedViewer」は、点群データや三次元モデル、二次元CAD図面や現場写真、帳票データなどを誰でも閲覧、共有することができるツール。「LinkedViewer」を契約していない関係者も、三次元データ上でチャット感覚でコメントを書き込むなどコミュニケーションが可能となる。街づくり計画や防災対策、建設プロジェクトなどでの活用が見込まれる。
また、国土地理院の地理院タイルなどの各種地図データやPlateauの地形データ(5mメッシュおよび10mメッシュ)をベースマップとして表示しながら、点群データや三次元モデルを複数レイヤーで表示も可能だ。
共有リンクを作成すると、ブラウザ上でのデータの閲覧やダウンロード、格納された各種データリンクの確認やコメントへの返信まで行える。DataLabsは今後も土量計算や4D工程表など、各種三次元データをベースに合意形成や進捗管理を効率化する機能を開発する予定だという。