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新車を買った情報2022 第108回

中古車のサビとキズ、傾向と対策

2022年09月25日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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ちょっと気になるホイールアーチ近辺の傷

 側面に回りますと、右後部ドアホイールアーチの接触痕が気になります。凹みも傷も目立つものではありませんが、ここはタイヤの巻き上げた水が飛ぶ箇所でもあり、年数が経つとこうした塗装の弱いところから錆び始めるもの。

 もし近所の板金工場にお願いするなら、おそらく5〜6万円程度。自分でクリアを吹いて傷を埋めれば数百円。凹みは「ホイールアーチトリム」という樹脂製のプロテクターで覆う手もあり、純正品なら6万円、社外品なら1万円ちょっと。

 さあ、どうしましょう。

なにか懐かしい感じのするドアの錆

 実はドアの造りを見てその予感はしていたのですが、よーく見るとやっぱりきてました。錆が。

 ドアのアウターパネルとサッシュは、端を折り曲げて骨格に接合する構造です。その両パネルの隙間の塗装にヒビが入って、内から錆が浮き出ている状態。おそらく錆は横にも広がっているでしょう。アウターパネル側の接合部には穴も開いており、虫歯で言えばC3くらいの進行度合い。

 この部分の構造はほかのドアも同じ。右の前後2枚も小さく錆は浮いており、虫歯ならC2程度の状態で、無事だったのは左の後だけ。

 この部分が錆びやすいのは、水が溜まりやすいからでしょう。水の侵入を抑えるため前後ドアのサッシュの間にウェザーストリップを挟んでいるのですが、これが先のパネル接合部の隙間を覆い切れていません。

 逆にサッシュの谷間を伝ってきた水が、この隙間に流れ込むような形になっています。

 もうひとつフロント側のドアについて言えば、フロントピラー下端の樹脂パーツとドアが干渉して塗装が擦れ、すでに錆が出ておりました。

 素人の私が申し上げるのも恐れ多いことですが、これらは構造上の問題であります。すでに生産終了しているので文句を言っても始まりませんから、これ以降のロットは現場で「カイゼン」されたものと信じ、自分でどうにかするしかありません。

 考えてみれば、ちょっと前のイタリア車やフランス車だったら、この程度の些細な問題はあって当たり前。輸入車あるあるですから、かえって嬉しそうに友達に報告したりもしていました。他にない優れたところがあるのだから、ちょっとくらいダメなところがあっても許して行こう。そんな風に車への愛を確認するのが補修作業であります。

 そんなわけで実は「久しぶりに補修ができるぞ、補修ができるのだ」と、私、やや舞い上がっております。おかげでホルツやソフ9さんの補修用品を無駄に買い込んでしまいました。どう考えてもこんなに要らないんですが。

 ちまちま楽しんで行くつもりです。それではまた。

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