8本の新作インディーゲームが出展
Switch版『薔薇と椿』など魅力的なインディーゲームを試遊できる、PLAYISMブース【TGS2022】
9月15日~18日まで千葉県・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2022」。ゲームパブリッシャー「PLAYISM」のブースが出展されていたので、取材レポートをお届けしたい。
魅力的なインディーゲーム8本を試遊できる
出展タイトルは8本。ラインアップは以下の通りとなっている。
・Momodora: Moonlit Farewell
・薔薇と椿
・幻想のヴァルキューレ
・ラスティッド・モス
・溶鉄のマルフーシャ
・DRAINUS
・SIGNALIS
・Ib
・ドラゴノーカ
そのなかで個人的に興味深いと思ったタイトルは、『SIGNALIS』と『薔薇と椿』。
SIGNALISは、rose-engineが開発したサバイバルホラーゲームで、墜落した宇宙船でコールドスリープから目覚めた主人公が、極寒の惑星に隠された謎を探るといった内容。本作は探索型サバイバルホラーゲームで、薄暗い空間に潜む敵と戦いつつ、謎を解いてストーリーを進めていく。発売日は2022年10月27日で、対応プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch、PC。
15分ほど試遊してみたが、「部屋を探索する」「アイテムを見つける」「敵と戦う」「謎を解く」「ビックリする」といった、探索型サバイバルホラーの醍醐味を味わうことができた。謎めいたストーリーの展開が気になるし、不気味なビジュアルも印象に残っている。
往年のSFホラー映画やゴズミックホラー、そしてサバイバルホラーゲームのエッセンスが詰まっていて、試遊中、「早く遊びたい!」という欲が心の底から湧いてきた。発売が楽しみなタイトルであった。
薔薇と椿は、インディーゲームデベロッパー「NIGORO」が手がけたスマホアプリおよびFlashゲームで、ビンタで決闘するユニークなゲーム性が話題になった。このたびNintendo Switch版のリリースが決定し、本ブースでは開発中のデモ版を試遊できた。
舞台は大正時代、華族の"椿小路家"に関わる一員となり、次々と立ちはだかるライバルとビンタ決闘をするというもの。ターン制を採用しており、攻め側はビンタ、守り側は回避を交互に行ない、相手のHPをぜんぶ削った方が勝利となる。"ビンタ"で戦うゲームシステムもそうだが、メロドラチックな愛憎渦巻くストーリーも笑いを誘う。
相手の一手を読み取って、ビンタをするか、回避をするかを適宜判断する必要がある。ユニークなゲーム性ながらも緊張感のあるバトルを体験でき、一度ハマると止め時がわからなくなってしまう。
Nintendo Switch版では、Joy-Con1本を使った直感的な操作が可能だ。実際にビンタをするような感覚でJoy-Conを振って遊ぶか、画面をスワイプする遊び方を用意している。Nintendo Switchの強みを活かした遊び方が実に面白く、「なるほどそうきたか!」と心の中で唸ってしまった。発売日はまだ未定だが、決まり次第即購入か即予約をするつもりだ。
そのほかにも魅力的なタイトルが多数展示されているので、気になる人はPLAYISMのブースへ行ってみてはいかがだろうか。
© 2022 rose-engine. All rights reserved.
Licensed to Humble Bundle, Inc.. Sub-licensed and published by Active Gaming Media Inc.
© 2022 NIGORO All rights reserved. Licensed to and published by Active Gaming Media Inc.
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