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「ベアブリック」にNFCタグを内蔵。スマホで真贋判定

2022年09月12日 18時00分更新

文● ASCII

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凸版印刷のNFCタグが搭載されたベアブリックの例

 凸版印刷は9月12日、「クラウド型ID認証プラットフォーム」の日本市場での提供を開始し、メディコム・トイと博報堂プロダクツの模倣品対策ソリューション「du-al.io(デュアルドットアイオー)」に採用されたことを発表した。

 クラウド型ID認証プラットフォームは、対象となる製品に貼付されたNFCタグなどのIDデバイスを消費者のスマートフォンで読み取ることで、真贋判定や不正流通の監視など、サプライチェーンの管理を可能とするもので、5月より中国市場に向けて提供開始している。

 メディコム・トイは、ベアブリックの模倣品被害に悩まされており、模倣品が野放しになっていることによる市場損失、ブランド棄損といった自社の経営へのリスクと、ECサイトや量販店で正規品と誤認して購入する消費者側への悪影響を回避する解決策として、博報堂プロダクツと共同でリアルとデジタルの双方で検証可能な模倣品対策ソリューションとしてdu-al.ioを開発した。凸版印刷は、du-al.ioのキーとなる要素として、ハイセキュリティータイプのNFCタグと、クラウド型ID認証プラットフォームの真贋判定機能をメディコム・トイに提供した。

 du-al.ioが実装される最初の製品は、メディコム・トイが製造・販売するクマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」の、7月23日に発売された3品目で、今後、対応したラインアップは拡大される予定。対象製品の右脚部分に凸版印刷のNFCタグが内蔵され、スマートフォンをかざすことで、正規品であることをその場で判定できる。

「ベアブリック」が正規品であることを確認する様子(写真左)と真贋判定画面例(写真右)

 凸版印刷は、今回のdu-al.ioへの導入を皮切りに、クラウド型ID認証プラットフォームの日本国内での拡販を進めていく方針。真贋判定に加え、商品に貼付されたNFCタグの読み取り時の位置情報を活用することでの不正流通の防止や、店頭やイベント会場でのNFCタグの読み取りによる顧客とのエンゲージメント強化などへ用途を拡大し、2025年までに関連受注を含めおよそ20億円の売り上げを目指す。

ハイセキュリティータイプNFCタグの例

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