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凸版印刷、レンジ調理時の自動通蒸が可能で開封後に食器として使用できる新型包材「いただきピロー」を開発

2022年04月27日 14時30分更新

文● ASCII

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 凸版印刷は4月27日、「サステナブル バリュー パッケージ」のラインアップの1つとして、新型包材「いただきピロー」を開発したと発表した。

「いただきピロー」サンプル ©TOPPAN INC.

 本商品は、レンジ調理時の自動通蒸が可能で、開封後にそのまま食器として使用できる、巻取りで納めるタイプのパッケージとなる。

 既存の巻取り包材用充填機が使用できるので、レトルト食品だけでなく、冷凍食品やチルド食品においてもプラスチックトレーを使用しない食品包装の対応が可能だという。

「いただきピロー」の使用イメージ ©TOPPAN INC.

 また従来のプラスチックトレー入りの製品と比較して、プラスチック使用量をおよそ76%削減できるほか、外袋と内袋からなる軟包装パッケージ製品と比較してプラスチック使用量をおよそ35%削減でき、包材製造時のCO2排出量もおよそ20%削減できるとしている。

 なお、本商品は冷凍パスタや冷凍チャーハンなどの冷凍総菜向けに、4月よりサンプル出荷を開始する。

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