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D1グランプリ2022 TOYO TIRES密着レポート!第3回

クラッシュから一転! 川畑選手が3位入賞でシリーズ2位に浮上したD1GP エビス大会

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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【第5戦・追走】川畑選手が3位入賞で
シリーズランキング2に浮上

川畑選手と蕎麦切選手

藤野選手と秋葉選手

 ベスト16戦の対戦相手は、川畑選手が蕎麦切選手、藤野選手が秋葉選手と、前日とは逆の展開。

川畑選手の速さについていけない蕎麦切選手

 川畑選手先行の1本目。川畑選手は速さで蕎麦切選手を圧倒しただけでなく、綺麗な走りで99点を記録。一方、蕎麦切選手は97点の走りに後追いポイント3点で、わずか1点のリード。

接触寸前まで幅を寄せる川畑選手

 入れ替えての2本目。1コーナーでややダート乗って3セクターで失速気味になるものの、終始蕎麦切選手を追い回す川畑選手。蕎麦切選手97点の走りに対して、川畑選手も97点の走りに後追いポイント7.5でベスト8に進出をはたします。

接触しコースからはじき出された藤野選手

 藤野選手と秋葉選手の対戦。藤野選手先行の1本目で、1コーナーで秋葉選手が後ろからプッシング。これで藤野選手のフロントが壊れてしまいます。秋葉選手に20点のペナルティポイントが与えられ、藤野選手は大きなリードを得ます。

後輪をコースアウトさせてしまった藤野選手

 修理しての2本目。普通に走れれば勝てるのですが、クルマが直っているのかが気になるところ。そしてダメージは相当深刻で、最終コーナーではコースアウトすることに。後追いもほとんどできず。ですが逆転されるには至らず、藤野選手もベスト8へ進出。次の出走までの間、ステアリングラックまで交換する大手術が行なわれることになりました。

 川畑選手のベスト8戦の対戦相手は#15 植尾選手(VALINO)。ベテラン同士の対戦です。川畑選手先行の1本目、植尾選手もピタリとつけていきますが、最終のヘアピンコーナーでマシンストップ。ここで勝負が決し、川畑選手のベスト4進出が決定。

 手負い状態の藤野選手のベスト8戦の対戦相手は、地元チームであるTeam ORANGEの21歳、#57 柳杭田選手。今大会からの参戦です。マシンは直っているのか注目を集めた藤野選手の後追いの1本目、若手に対し要所要所でつけていきます。柳杭田選手97点に対して、藤野選手は93点に後追いポイント7点。ちょっとDOSSの点数が伸びていないのが気になります。

 入れ替えての2本目。速さで勝る藤野選手に追いつくことができない柳杭田選手という展開。これは勝利したと思いきや、藤野選手にジャンプスタートの裁定が。結果、藤野選手97点の走りで7点の減点。柳杭田選手は95点の走りに後追いポイント1。藤野選手のベスト4進出はならず、単走の結果から6位で大会を終えることになりました。

 ベスト4に進出した川畑選手。その対戦相手は単走優勝者の松山選手で、TOYO TIRES同士の対決であり、最速進入同士の対戦でもあります。

 松山選手先行の1本目、川畑選手はとんでもない後追いで1コーナーに侵入。ですがあまりに近すぎて出口でハンドルを戻してしまいます。その後も松山選手を追い立てます。松山選手100点の走りに対して、川畑選手は97に後追いポイント2。

 川畑選手先行の2本目。松山選手は1コーナーで流れてミス。その後、追いきれず。一方、川畑選手は最終セクターでハンドルの戻りのミスが。川畑選手97点の走りに対して、松山選手も97点。そして後追いポイントは2。結果、川畑選手が敗退。単走順位の結果から3位入賞が確定しました。

 決勝は中村選手と松山選手の対戦。松山選手先行の1本目は、松山選手がオーバースピードでコースアウト。後ろについていた中村選手もコースアウトしてしまうのですが、その際に後輪右側のタイヤが外れる(ビート落ち)が発生。ビート落ちは失格扱いのため、松山選手のD1初優勝を飾りました。

表彰式の様子

3位の美酒を飲む川畑選手

 2位の中村選手は順位こそつくものの、ノーポイントの裁定。その結果、シリーズランキングは1位が横井選手の90ポイント。2位に川畑選手の79ポイント。3位の中村選手の78ポイント、4位に松山選手、5位に藤野選手と続いています。

次戦は九州・オートポリス
得意なコースだけに期待大!

 次のD1GPは10月22日・23日の2日間、オートポリスで開催されます。オートポリスは2年前、藤野選手が手首を負傷しながらも単走100点を連発した地でもあり、期待が高まります。川畑選手・藤野選手に今大会の振り返りと次戦の意気込みを聞きました。

川畑選手「新しいタイヤと20インチはいい感じで、戦闘力が上がったように思います。初日はオーバースピードでミスをしてしまったけれど、今日は3位までこれてよかったです。今年はドリフトを楽しむ、ということを念頭に取り組んでいるので、楽しい大会でした。次回も頑張りますし、上を狙っていきたいですね」

藤野選手「新しいR888RDに20インチ化で、マシンの完成度は高まった印象です。久々の西コースでしたけれど、やっぱり壁に向かって走るのは怖いですね(笑)。今回はもうちょっと上を行けると思ったんですけれど……。(次回のオートポリスは)頑張ります。そして出直します(笑)」

調子を上げてきて、存在感をみせたTeam TOYO TIRES Drift。オートポリス戦の活躍が楽しみです!

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