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Fitbit、より薄く軽く新スマートウォッチ「Sense 2」「Versa 4」とトラッカー「Inspire 3」発表

2022年08月24日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Fitbitが発表した2022年秋の新製品、左からアクティビティトラッカー「Inspire 3」とスマートウォッチ「Versa 4」「Sense 2」

 グーグル傘下のブランド、Fitbitがデザインを一新して機能強化を図ったスマートウォッチ「Sense 2」と「Versa 4」、アクティビティトラッカー「Inspire 3」を、8月24日に発表した。

 Sense 2とVersa 4は8月24日からFitbit.comで注文受付を開始、9月29日から発売する。価格はSense 2が3万2800円、Versa 4が2万7800円。Inspire 3の発売時期は9月中旬ごろを予定。同じくFitbit.comで8月24日から注文受付を開始する。価格は1万2800円。

 いずれも購入者には、Fitbit Premiumの有料サービスを6ヵ月間無料で提供する。Versa 4には4色、ほかの2モデルには3色のカラーバリエーションが揃う。

フィットネス・ヘルスケアの有料サブスクリプションサービス「Fitbit Premium」が6ヵ月無料で試せる

フラグシップのスマートウォッチ「Sense 2」
ストレスの継続的計測が可能になった

 Sense 2は、Fitbitがラインナップするスマートウォッチのフラグシップモデル。今回、ASCII.jpによるオンライン取材に答えたグーグルでFitbitのプロダクトを担当するTJ Varghese氏は「本機のターゲットとするユーザーは、日常のライフスタイルとして健康を意識した行動を様々な面から採り入れている人。健康維持・増進を積極的に求める方々を応援したい」と語っている。

グーグルのFitbit製品開発責任者 TJ Varghese氏が取材に応じ、新製品の特徴を説明した

 スクウェアデザインのケースにはカラー表示の有機ELタッチディスプレイを搭載。本体には水深50mまでの耐久性を持たせた。

 2020年に発売した前世代機の「Sense」からケースの構造とデザインを見直し、約10%の薄型化と15%前後の軽量化を実現した。カバーガラスには表面蒸着処理を施して強度を高めている。内蔵バッテリーによるフル充電からの連続駆動の目安はSenseと同じ6日間以上。

cEDAセンサーによる機能を強化したフラグシップのSense 2

 Sense 2にも前世代機と同様に、光学式心拍センサーや血中酸素ウェルネスを図るための赤外線センサー、推定睡眠時皮膚温センサー、3軸加速度計とジャイロスコープ、GPSなど多様なセンサーを載せている。

 前世代機のSenseにも搭載された「皮膚電気活動(cEDA)センサー」により、皮膚の発汗による微細な電気量の変化を感知して、Fitbitアプリにユーザーの身体的・精神的ストレスの変化を表示する機能も継承する。

 Sense 2ではcEDAスキャンがオンデマンドのスポット測定だけでなく、低い消費電力でセンサーを動かし続けて継続的にストレス値をトラッキングできるようになる。ステータスの変化は日次・週次のグラフに置き換えてアプリに表示する。

Sense 2は様々なセンサーを内蔵。ヘルスケア・フィットネスの用途に幅広く楽しめる。左から「ブルーミスト/ソフトゴールドアルミニウム」「シャドーグレー/グラファイトアルミニウム」

Sense 2「ルナホワイト/プラチナアルミニウム」

 体調に何らかの異変が生じた場合には、ウォッチの画面に通知が表示される。ストレス値の上昇、カフェインなど刺激物による体調の変化が発生した場合にも通知を届けるかなど、細かい設定はユーザーが自由にカスタマイズできる。Fitbitアプリには、ストレスを管理・解消するための行動をユーザーに促すコーチング機能も統合される。

 Sense 2をはじめ、今回Fitbitの新製品として発表された3つのデバイスは、ともに7月上旬から日本でサービスの提供が開始されたFitbit Premiumの新サービス「睡眠プロフィール」にも対応する。

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