オープンAI、文章から画像を描く「DALL-E2」を100万人に提供
オープンAIは、文章から画像を生成する「DALL-E 2」のベータ版を100万人に提供する。一部有料化し、生成した画像の商用利用も可能となる。
ディープマインド、既知の「ほぼすべて」のタンパク質構造を予測
アルファベット傘下のAI企業、ディープマインドは、2億種類以上のタンパク質の構造予測データベースを公開した。既知のタンパク質ほぼすべてに相当し、生物学の研究や創薬のプロセスを大きく変える可能性がある。
eスポーツ選手に 「グランツーリスモ」で圧勝 ソニーのAIが学んだ能力
ソニーは、ビデオゲーム「グランツーリスモ」で、トップクラスのeスポーツドライバーを打ち負かす走りを実現するAIを開発した。勝因となったのは、単なるスピードだけでなく、「エチケット」をAIに教えたことだった。
GPT-3に強力ライバル、 1000人が作ったLLMは AI界の流れを変えるか?
オープンAIの「GPT-3」に匹敵する大規模言語モデルが無料公開された。世界中の1000人以上のボランティア研究者が1年がかりで作成したこのAIモデルは、従来の大規模言語モデルの持つ秘密主義と排他性を排し、倫理的配慮を初期段階から埋め込むことを狙いとしている。
問題だらけのツイッター「トレンド」機能がなくならない理由
ツイッターのトレンド機能については、これまでさまざまな問題が指摘されてきた。同機能の問題点は何なのだろうか? これまでにどんな修正がなされ、なぜ依然として残されているのだろうか?
江守正多:技術だけではない、日本の「脱炭素」議論に必要な視点
地球温暖化の影響など、将来の気候予測をシミュレーションする「気候モデリング」に長年携わり、現在は気候変動をめぐる科学と社会の関係に注目する、東京大学/国立環境研究所の江守正多氏に、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて必要な視点と自身の取り組みについて聞いた。
電気で作る「きれいな鉄」、ボストン・メタルは鉄鋼産業を変えるか
溶融酸化物電気分解と呼ばれる方法で二酸化炭素を排出しない鉄の生産に取り組んでいるのが、新興企業ボストン・メタルだ。同社の新型パイロット・プラントは、排出量削減が進まない鉄鋼産業を変える第一歩となるのだろうか。
ニューラルネットの時系列予測性能を向上させる新手法=東大など
東京大学と豊田中央研究所の共同研究チームは、ニューラルネットワークの一種であるリザバーコンピューティング・モデルに用いるニューロン群に、意図的に特性ばらつきを与えることで、マルチスケール・システムに関する時系列予測性能を向上させることに成功した。神経系や大気・海洋系といった、異なる時間的・空間的スケールを持つ複数の部分系が相互作用するマルチスケール・システムを対象とした機械学習ベースの予測手法ではこれまで、異なる時間スケールに同時に対応することが困難だった。
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