深層学習の父、 ヤン・ルカンが思い描く 汎用人工知能への道筋
深層学習の生みの親の1人であるヤン・ルカンが、古い考え方を組み合わせて、AIが進むべき新たな道の構想を提唱した。汎用人工知能への出発点になる可能性があるとも述べており、AI研究者の間で物議を醸している。
デフォルトは「歩行者が青」、ロンドンが新しい信号をテスト中
ロンドンで実施されたテストでは、横断歩道のルールを車両優先から歩行者優先に単純に変更するだけで、交通の安全性が向上すると分かった。
早稲田大など、回転円盤銀河が誕生する最初期段階を観測
早稲田大学、筑波大学、国立天文台、四国学院大学の共同観測チームは、132.8億光年かなたの銀河「MACS1149-JD1」が回転している兆候を発見した。これまでに見つかった中で最遠方の回転円盤銀河であり、その回転運動はまだ弱々しく、回転円盤銀河が誕生した最初期段階を捉えたと考えられるという。
「がんが治る」フェイスブック広告はなぜなくならないか?
メタ(フェイスブック)は医療に関する誤情報の規制ポリシーを打ち出しているが、相変わらず怪しげな広告であふれている。なぜこのような広告はなくならないのだろうか。
「EV大国」目指す米国の死角、急速充電施設はわずか6000カ所
電気自動車(EV)は主流になりつつあるように見えるが、充電する場所はどれくらいあるのだろうか。EVユーザーの需要を満たすだけの台数が、必要な場所にあるのだろうか。
都市の自転車問題に着目、NYのスマート駐輪場スタートアップ
都市で自転車の利用を推進する流れが広がっている。だが、安全に自転車を停められる場所を整備せずに、自転車利用を奨励するのは不用意だ。そこに目をつけたスタートアップ企業がある。
産総研とNTTが世界初、低遅延で低消費電力の光AI基本技術を実証
産業技術総合研究所と日本電信電話(NTT)の共同研究チームは、シリコン光集積回路だけを使った超低遅延かつ消費電力の少ないニューラル・ネットワーク演算技術を開発。演算方式を検証するための光集積回路をシリコン・フォトニクス技術により製作し、光集積回路のみによるニューラル・ネットワーク演算を世界で初めて実証した。
広がる公共交通機関のデジタル決済、死角はないか?
米国の都市公共交通機関で、スマートフォンなどを使った非接触式の運賃支払いシステムへの移行が進んでいる。低所得者層などへの影響が懸念されるが、専門家はむしろよい影響を与える可能性が大きいという。
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