ステーブルコイン大暴落の衝撃、暗号通貨に「冬の時代」到来か?
安定した価値を保証するはずのステーブルコイン「テラ(UST)」の大暴落は、暗号資産の世界に大きな衝撃を与えた。暗号資産の価値が理論上のものだけだとしたら、人々が信じることをやめたらどうなるのだろうか。
しつこい「かゆみ」の悪循環の仕組みを解明=九大など
九州大学、岡山大学、ジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは、慢性的なしつこいかゆみを発生させる仕組みを解明した。アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎などに伴う慢性的な強いかゆみを感じると、何回も繰り返して引っ掻いてしまう。その結果皮膚の炎症が悪化して、かゆみがさらに増すという悪循環に陥る。こうした「かゆみと掻破(そうは)の悪循環」のメカニズムは従来、解明されていなかった。
主張:自動運転車は街に溶け込むべきか?ルールが必要な理由
大手テック企業や自動車メーカーが完全な自律自動車の実用化へ向けた実験を進めている。もし自動運転車が実際に道路を走るなら、他のドライバーはその実態について知る必要がある。
塩は通さず水を高速で通すナノチューブ、東大が開発
東京大学の研究チームは、水を高速で通すが塩は通さないナノチューブを開発した。同様の性質を持つ物質としてはアクアポリンが知られているが、今回開発したナノチューブはアクアポリンの4500倍の速度で水を通すという。海水を淡水化する水処理膜への応用が期待できそうだ。
暗号通貨で新競争時代を迎えた「お金」のイノベーション史
デジタル・テクノロジーは、お金の性質を変え、人々とお金との関係を変え、一部の国の経済管理能力を変えるかもしれない。それが将来、人類全体にとって幸福なのか、不平等をさらに悪化させるのかはまだ分からない。
グーグルにはびこる「浮気監視」アプリ広告、規約違反でも消えず
他人の位置情報や通話、プライベートメッセージなどを密かに監視するために設計されたストーカーウェア(スパイウェア)の広告が、グーグルの検索結果に表示されている。グーグルはポリシーで禁止しているにもかかわらず、いまだ排除されてない。
ケニアの憂鬱 モバイルマネー先進国襲った ギャンブル依存症の罠
GDPの2倍もの金額がモバイル決済されるアフリカ・ケニア。銀行口座を持たない人々を救い、金融包摂を実現すると期待されたモバイルマネーは、今では深刻なスポーツ賭博の被害も生み出している。
東工大、鉄さびの主成分を使って二酸化炭素を再資源化
東京工業大学の研究チームは、鉄さびの主成分であるα型酸水酸化鉄(α-FeOOH)からなる固体触媒を開発。可視光をエネルギー源として、二酸化炭素を、水素のキャリア物質であるギ酸へ変換することに成功し、世界最高の二酸化炭素還元選択率でギ酸を得る初の鉄系固体触媒を実現した。
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