ビジネス用の2in1デバイスに最適な理由

NEC<LAVIE Tab T12>をビジネスで使う際に注目すべき3つのポイント

貝塚 編集●市川/ASCII

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Androidのビジネスで利用する際に注目すべきポイント

 「AndroidというOSを、ビジネスで利用するのはどうなのか?」というテーマは、たびたび議論の種になる。スマートフォンやタブレットのOSとして大きなシェアを誇っているのはいうまでもないAndroidだが、ビジネスで使うメイン機にしているという例は、私の知る範囲ではあまり見かけない。

 では実際のところどうなのか。個人的な回答は、「条件付きにはなるものの、問題なく対応できる」だ。条件とは、「Android非対応のアプリケーションを業務に使わないこと」と、「使い慣れたOSの使用感を手放し、Androidに慣れるつもりがあること」になる。

 Microsoft OfficeのWordやExcel、PowerPointはすでにAndroidに対応しているし、メールの送受信もほとんどのケースで対応できる。文書のプリントにもOSレベルで対応するし、キーボードやトラックパッドの品質も高い。そうなると、もはや大きな課題となるのは「(組織に属して働いているなら)BYODが許可されていて、かつ、OSが指定されていないか」と、「Androidで仕事をすることに慣れるつもりがあるかどうか」に集約されていくのではないか。

 そこに含まれない、ファイルのレイアウト崩れや文字化けなど、主にOSやフォーマットの違いに起因してファイルのやり取りに問題が出たり、ファイルの圧縮や解凍に一手間かかるので面倒だったり、そもそも、企業が求めるレベルのセキュリティーを担保できるのか……などなど、考え始めると色々と心配事は出てくる。だが、そういったことも含めて、工夫して乗り切るつもりがあれば、メインマシンとして使うことは不可能ではない。

 とはいえ、現実的には、そういった“色々”にいちいち対応しようとするよりも、やはりPC向けのOSであるWindowsやmacOSを選ぶ人がほとんどだろう。ただ、業務のほとんどがメールやチャットツールの使用、文書の作成、確認、手直し、書類の承認、請求書の作成や確認、ブラウジングあたりに限られる場合は、<LAVIE Tab T12>だけで業務を回すのは、すこぶる快適に行なえる。

こんな人なら、Android 11搭載の
<LAVIE Tab T12>がビジネスで使えそう!

①職場がBYODを許可している
②OSや、PCの形態が指定されていない
③Android 11で、職場が求めるセキュリティーを担保できる
④Android 11非対応のアプリケーションやブラウザーソフトが業務に必須でない
 

 最近では、どちらかというと、同じGoogleが開発する「Chrome OS」が、ビジネスに向いているという文脈で語られることも多い。その大きな理由は、すべてのプログラムがサンドボックス構造で立ち上がるので、マルウェア感染のリスクが低いことにあるが、純粋な使用感だけで考えれば、Androidもビジネス利用に対応できるほど進歩している。

 さらにタッチでの操作に対応するため、普段はラップトップのようにトラックパッドで操作し、いざというときには、タブレットのようにディスプレーに直接触れて操作ができる。ラップトップとタブレットを掛け合わせたような使用感は、さまざまなシーンに馴染んでくれるだろう。

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