人気SIMフリースマホ全カタログ【2022年5月編】 第2回
3~4万円台で防水&FeliCa対応はもう当たり前!? 人気SIMフリースマホ全紹介【ミドルクラス編】
2022年05月03日 12時00分更新
シャオミからついに防水&FeliCa両対応のSIMフリー機が登場
3万円台半ばの価格もうれしい「Redmi Note 10T」
高コスパの海外モデルを日本市場に導入するだけでなく、FeliCa搭載などの日本向けカスタマイズも積極的に実施するようになったシャオミ。防水とFeliCa両対応製品は、従来はau/UQ向けモデルのみだったが、ついにSIMフリー市場でも「Redmi Note 10T」(ソフトバンクからも販売)が発売された。後述するように性能は若干抑え気味だが、日本のユーザーが求める両機能に対応して、3万4800円の価格はとても魅力的だ。
そのスペックは、90Hz対応の6.5型液晶(20:9、1080×2400)、Snapdragon 480 5G、4GBメモリー、64GBストレージ、5000mAhバッテリー、側面指紋センサー、Android 11(MIUI 13)など。400番台のスナドラながら、Snapdragon 480 5GはAntutu 9のスコアが28万点台とミドルクラスとしては十分。ただ、有機ELではなく、液晶なので、やや厚みがあり(約9mm)、重量が重め(約198g)なのも確か。カメラもメインが5000万画素で、200万画素の深度センサーとの組み合わせと、超広角カメラは省略されている。
ネットワーク面では5Gをサポート。ドコモ4.5GHz帯を除く、国内キャリアの主要バンドに対応している。また、シャオミ端末では珍しくeSIMをサポート。nanoSIMとのデュアルSIMでの利用も可能になっている。カラバリはナイトタイムブルー、アジュールブラック、レイクブルーの3色。
●シャオミ、防水&FeliCa対応で3万円台半ば! 「Redmi Note 10T」をソフトバンクとSIMフリーで発売
防水非対応も性能は高く、アップデートで動作も安定
価格次第で有力な選択肢に シャオミ「Mi 11 Lite 5G」
昨年のミドルクラスの定番だった、シャオミ「Mi 11 Lite 5G」だが、今回の記事でも2番目に取り上げるほど、現時点でもまだまだ有力な選択肢と言える製品だ。
というのも、現時点でも端末の価格からは考えにくいほどの性能の高さと、販売以降に繰り返されたアップデート。6.55型有機ELはリフレッシュレート90Hz対応、SoCのSnapdragon 780 5Gは、Antutu 9のスコアが54万点台。メインカメラは6400万画素で超広角とテレマクロとの組み合わせ。またこのスペックで、厚みは6.8mmで重量は約159gという点も使い勝手に優れる。
発売当初はゲームやバッテリーの持ちなどに課題も見られたが、その後アップデートが繰り返されており、OSもAndroid 12ベースのMIUI 13になった。まだまだ現役の製品と言えそうだ。
●シャオミの新SIMフリー機「Mi 11 Lite 5G」は5G&FeliCa対応で、さらに軽くて 圧倒的コスパ
ミドルクラスの定番、シャープ「AQUOS sense」最新モデル
有機ELの採用で薄型の本体も魅力
国内メーカーのミドルクラスと言えば、キャリアとSIMフリーの両方で販売されている「AQUOS sense」シリーズが定番だろう。
最新モデルの「AQUOS sense6」ではディスプレーやカメラの性能がアップ。ディスプレーはIGZO OLEDの採用で、本体の薄型化(7.9mm)と軽量化(156g)が使い勝手に大きくプラスとなっている。
SoCはSnapdragon 690 5Gで、メモリー/ストレージは4GB/64GB、6GB/128GBの2モデルがあり、FeliCaや防水・防塵にはもちろん対応。カメラについても標準+広角+望遠(光学2倍)の3眼構成で、メインの標準カメラは4800万画素。F値1.8の明るいレンズとフラグシップ機の技術を応用したという画像エンジンを採用する。単体販売の価格も若干下がってきているが、SIM契約を前提にした割引販売の機会が多いので、オトクに入手してほしい。
●AQUOS senseシリーズの最新作「AQUOS sense6」はカメラとディスプレーが進化した高コスパモデル!
●ミドルの鉄板スマホ シャープ「AQUOS sense6」は大容量バッテリーそのままで有機EL&薄型軽量化
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