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ベッコフオートメーションの高度で柔軟に富む自動化技術、ドイツ・工作機械メーカー「GROB」のEV部品製造ラインに搭載

PR TIMES

ベッコフオートメーション株式会社
ベッコフオートメーション(ドイツ・フェアル)は、ドイツの大手工作機械メーカーGROB(ドイツ・ミンデンハイム)が当社のPC制御およびEtherCAT、ドライブ技術を新たに採用した旨公表いたしました


GROB-Werke GmbH & Co. KG は、世界的に事業展開するファミリー企業です。ドイツのバイエルン州・ミンデルハイムで、95年以上にわたり、有名自動車メーカーとサプライヤー向けのシステムや工作機械を開発してきました。その製品群は、汎用マシニングセンタから、非常に複雑な生産システム、手動の組み立てステーションから、全自動組み立てラインまで、多岐にわたります。近年では、電気モーターの生産システム、バッテリーや燃料電池の生産・組み立てシステムなども手がけています。

現在、世界的にエレクトロモビリティの需要が急速に高まっています。そのため、制御技術においてもこのトレンドに沿った新たな要求条件が生まれています。 従来の内燃機関用システムと比較して、EV用のシステム には新たな特徴があります。より洗練された処理ステーション、PLCサイクルタイムの短縮、 ドライブ技術が組み立て工程を占める割合の増加、高度な連携動作、などです。
そのような新たな取り組みとして、今回GROB社に採用されたベッコフの制御・ドライブ技術をフル搭載した、電気モーター用の成形済みコイルセグメント、いわゆるヘアピン製造機(第2世代)にはこれらの新世代の特徴が端的に表れています。


■ベッコフ社の産業用PC1台で高速処理を実現
超小型産業用PC「C6030」あるいは「C6032」と、TwinCATソフトウェアを制御の中核にすることにより、ヘアピン1本あたりわずか2.3秒のサイクルタイムであり、極めて高い生産性を実現します。

ステーターごとに約200本のヘアピンを個別に生産する必要があります。たとえば、銅線の送り込みから、直線的な配列、複雑な曲げ加工、ストリップ加工、挿入準備ネストの正確な位置決めまで、機械加工プロセスは複雑であり、さまざまな制御タスクが生じます。そのすべてをベッコフの産業用PC1台で高速処理できるという事実は、まさに注目に値します。
老舗工作機械メーカーであるGROB社がEVシフトに対して電動機部品の製造ラインをソリューションとして提供する。このような新たな取り組みに、今回弊社の技術が採用されました。


出所:ベッコフオートメーション、超小型産業用PC「C6030」
出所:GROB、GROB社の電動ステーターコイルと構成部品のヘアピン

詳細は以下をご参照ください
https://v2.nex-pro.com/library/MzY1NzM%253D