アクセルスペース、小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner(アクセルライナー)」を開始
アクセルスペースは4月26日、小型衛星の製造や調達、運用などをワンストップで提供する新サービス「AxelLiner(アクセルライナー)」を発表した。2023年内にその実証機を打ち上げる予定という。
従来の衛星プロジェクトは、顧客側にも衛星開発や宇宙利用に関する技術、制約、仕組み、制度の一定の理解を要求するなどハードルが高く、人工衛星を利用したビジネスを開始するには、人工衛星以外にもさまざまな調達や許認可の取得が必要となる。アクセルスペースは小型衛星の量産体制構築を進めており、AxelLinerはこれを活用したサービスという。
AxelLinerでは衛星プロジェクトに関わる長く複雑なプロセスをパッケージ化し、顧客に統一されたインターフェイスを提供。小型衛星の製造にあたっては、ミスミグループ、由紀ホールディングスと宇宙機製造アライアンス構築に向けた覚書を締結。調達・製造のエキスパートがメンバーとして参画することで、衛星製造のあり方に革新をもたらすとしている。