キャラクターの中にひとりだけ殺害者が!最大4人で遊べる対戦推理ゲーム『クライムサイト』先行プレイレポ

2022年04月15日 12時30分更新

文● 佐藤ポン 編集●ジサトラハッチ

 KONAMIは、2022年4月15日に新作ゲーム『CRIMESIGHT』(クライムサイト)を発売した。本作は2~4人でプレイ可能な「対戦ミステリーシミュレータ」。プラットフォームはPC(Steam)だ。

『クライムサイト』を簡単に説明すると、「人狼」のようなマルチプレイ推理ゲーム。プレイヤーは吹雪の中、館に閉じ込められた複数のキャラクターを操作して、メンバーの中に紛れ込んでいるひとりの「キラー」を見つけ出すのが目的。キラーは「ターゲット」を殺害しようと行動するため、状況を把握しながら推理してゆく。

 ゲームに参加するプレイヤーは、ひとりが犯罪者「Moriarty」を担当し、他のプレイヤーは推理をする「Sherlock」となる。それぞれのプレイヤーは操作フェイズでキャラクターに指示を出し、すべてのプレイヤーの指示が終了したらキャラクターの行動フェイズに移る。

 行動フェイズでのキャラクターの動作は、SherlockプレイヤーとMoriartyプレイヤーの指示が被った場合、必ずMoriartyプレイヤーの指示が優先される。しかし、Moriartyは唯一ターゲットキャラクターだけは操作できないという制限がある。そのため、Sherlockプレイヤーが指示した行動と違う動きをしたキャラクターはターゲットではないというわけだ。Sherlockが都度推理を補助してくれるので、しっかり見ておくとゲームを有利に進められそうだ。

 ゲームはターン制で進行し、一定ターン数の間にターゲットが殺害されなければSherlock側の勝利となる。反対にMoriartyプレイヤーは制限ターン内に3つの条件を整えればターゲットを殺害できる。殺人の条件は、キラーに凶器を持たせること、キラーとターゲットを同じマス(ゲーム中では「エリア」と呼ばれる)に入れること。

 そして、その部屋(壁と扉で区切られた空間)に他のキャラクターが誰もいない状況を作ることだ。この3つの条件が揃うと、ターン終了後に殺人が行われ、ゲームが終了する。反対にこの条件を揃わせないように一定ターンを乗り切れば、Sherlock側の勝利となる。

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