WQHDは平均107.2fpsと快適! 『FFオリジン』を「Ryzen 7 5700G」&「Radeon RX 6700 XT」でプレイしてみた
2022年04月07日 13時00分更新
バトルシステムは爽快感重視
応用技をマスターすれば戦いを有利に進められる
バトルシステムは爽快感重視といった印象だ。まず基本システムとしては、「RB」に通常攻撃、「RT」に大ダメージを与えられる「アクションアビリティ」、「LB」にガード、「A」に回避が割り当てられていて、これらのコマンドを繰り出すだけでも小気味いい戦闘を楽しめる。
加えて、連続攻撃で敵のブレイクゲージをゼロにすると結晶化させて一撃で倒せる「ソウルバースト」、敵の攻撃を受け止めると同時に反撃して最大MP増加やMP回復の効果を得られる「ソウルシールド」、紫色で技名が表示される攻撃をソウルシールドで受け止めることで自分の攻撃として利用できる「インスタントアビリティ」、MPと最大MPを2ゲージ消費することで周囲の敵を吹き飛ばせる「ライトブリンガー」などが実装されている。
これらの技を自在に繰り出せるようになれば、戦闘をより有利に、そして爽快に楽しめるわけだ。
このほか、ジョブを基礎、上位、最上位と育成し、戦闘中にもふたつのジョブを瞬時に切り替えられる「ジョブシステム」、装備を収集して強化していける「クラフト」、最大3人の協力プレイが可能な「オンラインマルチ」を実装。やり込み要素満点のゲームシステムといえる。
難易度を上げつつ2周、3周とじっくりと遊んでみたいタイトル
実際に本作をプレイしてみた感想だが、バトルシステムがとにかく秀逸。ガードや回避を駆使した戦闘は十分楽しいし、応用技を自在に繰り出せるようになれば爽快感が格段に増していく。コマンド入力がやや複雑だが、セーブポイントの近くにいる手頃な敵で繰り返し練習すれば、マスターできるはずだ。
「ファイナルファンタジー」シリーズだけにキャラクターの造形は魅力的だし、戦闘中のエフェクトもド派手。もちろん今時のゲームなので難易度設定がきめ細かく、アクションが苦手な人もちょうどいい塩梅でストーリーを楽しめる。筆者は今回、3段階の中で一番易しい難易度の「STORY」でプレイしたが、サクサクとストーリーを進めることができた。難易度を上げつつ2周、3周とじっくりと遊んでみたいタイトルだ。