交通手段のひとつになる舟運
続いて訪れたのは初披露の桟橋だ。
ミチノテラスは今後、ゆりかもめ、東京BRT、タクシーなど様々なのりものが乗り入れる交通の拠点になる。そのひとつが舟運だ。
今回は試験ということで、レインボーブリッジを眺める1周20分ほどのクルーズを体験した。東京湾を見渡す気持ちの良いミニクルーズだ。
ちなみにミチノテラス豊洲をめぐっては、様々な交通手段を使って東京の臨海部と中心部をつなぐ「海の手線」という構想もあるという(関連記事)。今後はいわゆる軌道系以外の交通が面白くなりそうだ。
自動運転車 実証走行紹介
続いて体験したのは清水建設技術研究所が開発する未来の送迎サービス。
受付を済ませた2人を案内ロボットが自動運転カートまで連れていくと、カートは交通広場から駅までを往復した。
メブクス豊洲にはエレベーターなどの設備とロボットをOSでつないでコントロールする「DX-Core」という仕組みが導入されている(関連記事)。
DX-Coreによって、案内ロボット、メブクス豊洲の自動ドア、そして自動運転カートが連携し、スムーズに体験できたわけだ。
自動運転カートは今後たとえば駅で宿泊客を乗せて、ホテルまで送り届けるようなことができないかと考えられているという。
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