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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第177回

世界を救うマラリア・ワクチン誕生秘話/「誰もが介護したくなる」社会を目指すAI起業家

2022年03月28日 11時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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「完璧」にはほど遠い 初のマラリア・ワクチンが 人類の希望となり得る理由

WHOは2021年10月、世界初のマラリアワクチンを認可した。1980年代から開発が続いていたワクチンがようやく日の目を見たことになる。このワクチンの効果は高いものではないが、人類にとって大きな希望となる可能性がある。

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宇井吉美:AIセンサーで「誰もが介護したくなる」社会を目指す起業家

「誰もが介護したくなる社会」。「排泄」をにおいで検知するデバイスを開発したアバ(aba)の創業者、宇井吉美が目指すのは、そんな未来だ。

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抗がん剤副作用を軽減させる薬剤、データ科学で発見=岡山大など

岡山大学などの研究グループは、抗がん剤オキサリプラチンの副作用である末梢神経障害を軽減する薬剤を、ビッグデータ解析などのデータ科学の手法を用いて発見した。これまでオキサリプラチン誘発末梢神経障害は、発症予測が困難で患者数も少なかったため、ヒトにおける治療薬候補の有効性評価が難しく、有効な治療薬が見つかっていなかった。

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世界のイノベーター 中塚菜子が開く、脳の“ブラックボックス”

2021年、「35歳未満のイノベーター」グローバル版に、日本出身者としては8年ぶりに選出された中塚菜子。スイス連邦工科大学チューリッヒ校でバイオセンサーの研究に取り組む中塚に、研究内容とビジョンを聞いた。

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50年越しの未解決問題 「P対NP問題」に挑む コンピューター科学者たち

コンピューター科学における最も重要な問題である「P対NP問題」を解くことができれば、無数の複雑な問題の解答を得られるかもしれない。だが、問題の提起から50年経った現在も、この問題を解けた人はいない。

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サイケデリックス薬は脳にどう影響?自然言語処理で探る新研究

マギル大学の研究チームは、薬物使用経験者の体験談の大量の文書を自然言語処理で分析することで、薬物が脳に及ぼす影響を特定しようとしている。精神疾患を治療するより良い医薬品の開発につながるのだろうか。

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武田俊太郎:日本発の技術で光量子コンピューターの道を開く研究者

汎用性と拡張性を兼ね備えた独自のループ構造を持つ光量子プロセッサーで、大規模な光量子コンピューター実現に挑戦しているのが、東京大学の武田俊太郎准教授だ。その画期的な発想に至った背景とは。

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脳で想像したのと「同じ意味」の画像を表示、阪大が新技術

大阪大学の研究チームは、被験者が見た画像の意味を頭蓋内脳波から推定する脳情報解読技術を開発。この技術を用いて、被験者が想像したのと同じ意味の画像を画面に表示できることを世界で初めて実証した。さらに、被験者が画像を見ながら別の意味の画像を想像する際の脳活動の特徴を明らかにし、想像した画像の意味内容を推定できることを示した。

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mRNAがん治療の事業化を目指す起業家、日本発の量子コンピューター技術を提唱する研究者、グーグルが採用した人工音声を開発した技術者、中国の次世代人工太陽の理論モデルを確立した科学者——。 MITテクノロジーレビューが選んだ、世界のイノベーター35人と日本発のイノベーター15人を一挙紹介。

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