Empath、オンライン会議を自動で録画、文字起こしや感情解析AIによるメンタルケア機能も備えるSaaS「JamRoll」をリリース
Empathは3月23日、オンライン会議を自動で録画・解析・整理してチームのコラボレーションを促進するAI搭載SaaS「JamRoll」をリリースした。
JamRollは自動でオンライン会議を録画・解析する機能を備え、会議終了後に自動で文字おこしが行なう。議事録作成の工数が大幅に削減できるほか、Empathの感情解析AIによりメンバーの元気度を可視化。元気度は音声から気分状態がポジティブかネガティブかどうかを測定するEmpath独自の指標で、管理者はダッシュボードから各メンバーの元気度と会議数・会議時間の増減を同時に把握することにより負担がかかっているメンバーをリモートでも把握、迅速な声掛けやケアを行なうことで離職率低減に活用できるとしている。
各メンバーの話している時間の割合、話すスピード、かぶり、聞き取りやすさを示す声の高低などの話し方をAIが自動で解析。商談成約率の高いメンバーやファシリテーション、1 on 1の上手なメンバーの話し方が可視化されることで、チームでコミュニケーション・スキルを共有して学ぶことが可能という。
JamRollに保存される会議の録画データはURL発行により簡単に共有が可能となっており、商談後に議事録代わりに顧客にURLを送付したり、社内のメンバーにも共有することで営業の教育コスト削減やOJTにも活用できる。
JamRollはOffice 365のカレンダーやG Suiteと連携して利用でき、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teams(Teams対応は4月予定)に対応。なお、今回のリリースはユーザー数を限定しての初回ローンチとなる。