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最高峰性能の小型マシン「Mac Studio」に新iPhone SE/iPad Air登場! 2022年春のApple Event 第29回

Mac Studioはモンスター級! Studio Displayのエンタメ性能も徹底検証【山本 敦】

2022年03月17日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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最新の第5世代iPad AirをUSB-Cケーブルで直接Studio Displayにつなげる

様々なMacに接続できるStudio Display

 Apple Studio Displayは画面のサイズを27インチ、解像度は5KとしたMacとiPadに対応する外付けモニター。互換性を確保したアップル製品は下記の通りだ。

●macOS Monterey 12.3以降を搭載したMac
・Mac Studio(2022)
・16インチMacBook Pro(2019以降)
・14インチMacBook Pro(2021)
・13インチMacBook Pro(2016以降)
・15インチMacBook Pro(2016以降)
・MacBook Air(2018以降)
・Mac mini(2018以降)
・Mac Pro(2019以降)
・24インチiMac(2021)
・27インチiMac(2017以降)
・21.5インチiMac(2017以降)
・iMac Pro(2017)

●iPadOS 15.4以降を搭載したiPad
・12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
・11インチiPad Pro(全世代)
・iPad Air(第5世代)

 HDR映像コンテンツのネイティブ表示には非対応だが、600nitsの輝度とアップルのDisplay P3色空間をカバーする広色域表示をサポートする。自然な色合いとコントラスト感、引き込まれる自然な映像表現。アップル純正のモニターらしい抜群の安定感だ。

写真アプリケーションで高精細な静止画を表示。自然な色彩と明るさのバランスが魅力的だ

 標準仕様のモデルは価格が19万9800円から。2019年に発売されたフラグシップモデルの「Pro Display XDR」から採用が始まり、先日販売を完了した27インチの5K Retinaディスプレイを搭載するiMacにもオプションとして用意された「Nano-textureガラス」を選ぶと、価格は24万2800円からとなる。

今回テストに試用したモデルは標準ガラス仕様。映り込みをよく抑えているが、Nano-textureガラスの方がさらに動画やグラフィックスを扱う作業には向いている

 Nano-textureガラスは目に見えないナノメートル単位の彫り加工をガラスパネルに施して、画面に映り込む光を拡散させて最小化するという匠の技。明るい場所にStudio Displayを置いて作業をしたり、本格的なエンターテインメントコンテンツの鑑賞に使うことを視野に入れている方はオプションの追加を検討したい。今回筆者が試したのは標準ガラスのモデルだ。

傾きを調整できるスタンド搭載Studio Display。このほかに高さ調整までできるスタンドや壁掛けアダプタも用意されている

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