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フリーランス歴5年のライターが「やよいの青色申告 オンライン」を使い続ける理由

松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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ステップバイステップで申告書類を作成。国税庁のe-Taxソフトを使わずに、ソフトから直接e-Taxによる申告が可能だ

確定申告書類の作成

 12月末には帳簿は完成しているけれど、確定申告の様式が発表されるのは1月下旬。ほぼ同時にやよいの青色申告 オンラインもアップデートされ、メールでお知らせが届く。

 確定申告の手順は、最初にe-Taxか紙で印刷して申告するかの選択があり、減価償却の計算、青色申告決算書の作成、確定申告書を作成し、e-Taxで送信または印刷して提出する。

 青色申告決算書と確定申告書の作成はどちらもアンケート式で、ひとつずつ質問に答えていくだけで、自動的にもれなく書類ができあがる。

何を入力すればいいのか迷いやすいものは図入りで解説

 やよいの青色申告 オンラインの特徴は、ただ簡単なだけでなく、解説がとにかく詳しく丁寧なこと。ひとつひとつの入力項目についてそれぞれ詳しい説明が付いているので、ヘルプページなどを探さなくても迷わずスムーズに入力できる。

e-Taxで電子申告

 青色申告ではe-Taxで電子申告すると、最大65万円の特別控除が受けられる。今年は特にコロナ禍で申告会場の混雑を避けるためにもe-Taxによる申告が推奨されている。やよいの青色申告 オンラインでは、これまでWindows向けに提供されていた「確定申告e-Taxモジュール」に加えて、新たにMac向けのe-Tax機能「確定申告e-Taxオンライン」がリリースされ、WindowsでもMacでも直接e-Taxできるようになった。

ICカードリーダー/ライターの代わりにスマホのNFC機能を使う場合は、「JPKMobile」アプリでPCに接続してログインする

 Windowsのe-Tax手順は、確定申告の手順の「Step4」で「確定申告e-Taxモジュール」を起動し、マイナンバーカードをICカードリーダー/ライターで読み取り、ログイン。提出する申告書のデータを選択して送信すれば申告完了だ。

あっという間に電子申告完了。送信後に「確定申告e-Taxモジュール」を起動すると、申告データの処理状況を確認できる

 セルフプランで年額8800円と他社のクラウド確定申告サービスと比較して、料金の安さも魅力だ。また2022年3月15日まではセルフプラン1年間無料、ベーシックプランを半額の6600円で提供している。ベーシックプランは、電話またはメール、チャットのサポートが利用できるので、例えば、白色から青色への移行を考えている人、青色申告に自信がない人は、1年目だけベーシックプランを利用するのも手。

 最初に口座連携などの設定さえ済ませれば、あとは本当に簡単なので、毎年確定申告で苦しんでいる人は、ぜひ導入を検討してほしい。

 
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