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ファーウェイ通信 第165回

家のどこでも高速かつ安定したネット環境を実現!

家の隅々までWi-Fi環境! ファーウェイから登場のメッシュ対応無線ルーター「HUAWEI WiFi Mesh 3」レビュー

2022年02月28日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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 多岐にわたるファーウェイ製品を毎回詳しく紹介する「ファーウェイ通信」。今回は新ジャンルの製品情報をお届け。最新無線LAN規格「Wi-Fi 6」に加えて、家の隅々までラクラク設定で快適にネットワークに繋げられるメッシュWi-Fi機能にも対応した高性能な無線LANルーター「HUAWEI WiFi Mesh 3」をレビューする。

今話題の“メッシュWi-Fi”対応のルーターがファーウェイから登場! そのメリットについても紹介する

高速かつ安定した自宅のネット環境を実現する
メッシュ対応無線ルーターがファーウェイから登場 価格もお手頃

 製品のジャンルを拡大させているファーウェイだが、家庭向けの据置型無線LANルーターもその1つ。今回登場したのは、Wi-Fi 6に加えて、各社が盛んに製品をリリースしており、市場が盛り上がりを見せているメッシュWi-Fiに対応した「HUAWEI WiFi Mesh 3」だ。

 HUAWEI WiFi Mesh 3は、2.4GHz帯/5GHz帯という特性が異なる周波数帯の両方を使用することで、高速性と接続安定性の両方でメリットがあるWi-Fi 6に対応。通信速度は5GHz帯で最大2402Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsと、旧規格の製品から大きく高速化している。また、同時接続デバイス数は250以上、カバー範囲は1台あたり200平方メートルで、2ユニットの場合は400平方メートルとなる。

 そして、最大の特長はメッシュWi-Fiに対応していることだ。メッシュWi-Fiは、複数のアクセスポイントを自宅に設置することで、家の隅々まで電波を行き渡らせる仕組みだ。たとえば、2階建て、3階建ての一軒家に住んでいると、1台の無線LANルーターでは電波が届きにくい場所が発生したり、通信速度が大きく落ちてしまうことがあるが、そのようなケースでは非常に大きなメリットが発生する。

 無線LANのエリアを拡大する場合には、以前から「中継器」と呼ばれる機器も存在しており、さまざまな製品が販売されている。ただ中継器では、子機があるアクセスポイントに繋がると、その接続が切れてから、他のアクセスポイントとの接続を試行するのが一般的だ。無線LANに接続する端末がPC中心の時代ではそれでも十分だったが、移動しながら使う機会が多いスマホなどでは一旦途切れたり、繋がっているが速度が遅いといった体験をしてしまうことがある。また、親機と中継器の接続にはネットワークについての一定の知識が求められることが多い。

 その点、メッシュWi-Fiでは、アクセスポイントの設置・設定がカンタンなうえに、家全体で1つのネットワークにすることができるため、家の中で移動しても接続デバイス側でいちいち設定を切り替えずとも自動的に最適な接続状態を維持してくれる。

メッシュ(mesh)は「網目」といった意味を持つことからもわかるように、複数のアクセスポイントを網目状につないで1つのネットワークを構築。PCやスマホからは設定を変えずに常に最適な接続を可能にする。基本的には2台セットからのスタートだが、複雑な設定を必要とせずにアクセスポイントを追加していけるのも大きな特長だ

 一方でメッシュWi-Fi対応の無線LANルーターは、価格が高くて手が届きにくいという印象もあった。そのため、便利さはわかるが予算的に手を出しにくい……という人も多かったはずだ。HUAWEI WiFi Mesh 3は高性能でありながら、2ユニットタイプでも2万5980円という市場想定価格を実現するなど、「親機+中継器」の組み合わせと大きな違いのない範囲に収まっている。メッシュWi-Fiデビューにも最適の1台と言える。

背面にはGbE対応のEthernet端子が3つ。有線でネットワークを組むことももちろん可能だ

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