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Honda Racing THANKS DAYレポ

子供から大人までが無邪気に楽しめるHondaのファン感謝祭

2022年02月10日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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 2月6日(日)三重県・鈴鹿サーキットでHondaのファン感謝祭「Honda Racing THANKS DAY」が開催されました。本稿では当イベントのサーキット走行以外の部分をご紹介します。

メインスタンド裏でも様々な自動車イベントが!

 今回で13回目を数える当イベント。ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から近年は開催を延期。今回2年3ヵ月ぶりの実施となりました。ですが当初は「国内外で活躍する選手を一堂に会して」の予定だったそうですが、変異株の世界的流行から海外選手の参加はすべて断念。さらに開催日に三重県全域に「まん延防止等重点処置」の実施期間であったことから、来場者はもちろんのこと、選手やスタッフの移動を大幅に制限した中での開催となりました。

 ちなみに取材陣も同様です。取材申し込み時に選手やチームのいるピット側と、GPスクエアと呼ぶメインスタンド裏の出展ブース側のいずれかを選択しなければなりませんでした。よってASCII.jpはコース側は他の方が取材(新型シビック タイプR プロトも走行! 多くのHondaマシンがファンの前でお披露目)、当方はGPスクエア側を担当するという2班体制。ちなみにほとんどの媒体はコース側のみを取材されていたようで、GPスクエア側はASCII.jpを含めて5媒体程度。つまり「結構レア」なレポートなのです。

 前日や朝方は雪が舞うコンディションだったのですが、開門の7時30分には快晴に。ですが鈴鹿山脈から吹き下ろす強い冷風により、携帯カイロがいくつあっても足りないほどの寒さ。そして閉会式が行なわれた16時頃は、再び雪が舞っていました。例年Hondaのファン感謝イベントは、ツインリンクもてぎで12月に行なわれており、何度か足を運んだことはあるのですが、冬の鈴鹿は初めての体験。「もてぎより南寄りだから暖かいだろう」と思っていた自分は、雪が舞う鈴鹿に驚いた次第です。

 会場であるメインスタンド裏GPスクエアに入ると「意外と閑散としているなぁ」というのが最初の印象。Hondaの車両展示もNSXとシビックが各2台置かれただけです。これもまた「密」を防ぐための処置なのでしょう。

 それでは、出展エリアに目を向けてみましょう。メインゲートを入ってすぐの場所にはRedbullの大型テントが設置され、無限(M-TEC)のRedbull Hondaグッズが3割引で販売されていました。過去Hondaのファン感謝イベントで物販をしていた記憶がなかった上に、しかも割引セールをされていたことに驚き。

 割引セールはほかのブースでも実施。ですが、NISMO FESTIVALのようにカスタマイズパーツを販売するブースは少なく、ほとんどはライディングウェアの様子。3割引きどころか5割引で販売しているところもあり、11時頃にはほぼ完売。またオフィシャルショップをはじめ、長蛇の列ができるところもありました。場内が大変寒かったこともあり、途中から取材そっちのけで安いウェアを探していたのは言うまでもありません。割引がないところでも、オマケとしてチームグッズをプレゼントというところも。財布のヒモが緩みっぱなしです。

 もちろんショップやメーカーの展示も行われていました。コロナ禍ということもあり、イベント出展を控えることが多かったりしますので、メーカー担当者と技術的な話が聞ける数少ない機会。さらに鈴鹿という土地柄、モリワキやTSCといった名カスタマーの出展もあり、バイクに感心が薄くても興味深い話を伺うことができました。

 Hondaのファン感謝イベントらしさを覚えるのは、ポケバイ体験コーナーがあるところ。クルマ好きにとってこの光景は、Hondaがバイクメーカーでもあることを改めて思い起こさせるものです。そして子供たちにバイクに興味を懐かせるきっかけにもなる良いコンテンツだと思います。

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