トヨクモは2月1日、サイボウズの「kintone」に新しいユーザー管理機能を追加する「Toyokumo kintoneApp認証」の提供を開始した。
kintoneと連携するウェブフォームサービス「フォームブリッジ」と、kintoneに保存されているデータを外部に公開するサービス「kViewer」に追加する提供となる。
kintoneはアカウントを持っている従業員がkintoneユーザーとして業務を行ない、それに取引先や協業先を含めたゲストユーザーで利用するのがユーザー管理だが、Toyokumo kintoneApp認証を利用することで、今までオンライン上でコミュニケーションが取れなかった相手との情報共有が手軽に実現可能となる。例えば、アパレルショップやファンクラブ、メルマガの会員システムの構築を実現したり、塾と生徒、工務店と施主、学校と保護者と情報共有・コミュニケーションが取れるようなシステムを安価にノーコードで構築できるという。
ユーザーは他のページであっても一度メールアドレスでログインすれば都度他ページへログイン操作をする必要がなくなり、会員サイトやファンクラブサイトなどにアクセスする際にメールアドレスを入力してログインすればポイント加盟店一覧や申請フォームなどさまざまなページへアクセスできるようになる。
ファッション通販やスポーツクラブなどの会員管理など、会員になることで得られる特典商品への応募や会員限定イベントへの申込み、ポイント加盟店の一覧がチェックできるような仕組みを作ることが可能。
また、kintoneで管理している顧客や代理店の情報の一部を外部に公開することができる。例えば代理店Aと代理店Bとで販売できる製品は同じでも卸値が異なる場合などであっても、代理店に適した情報、他社には見られたくない情報をセキュアに案内できるという。
フォームブリッジおよびkViewerについては以下を参照のこと。
フォームブリッジ:https://fb.kintoneapp.com/
kViewer :https://kv.kintoneapp.com/