若者がパソコンに戻ってきている?「Z世代のパソコン使用実態に関する調査」NEC PC調べ
NECパーソナルコンピュータは2月1日、一般的に「Z世代」と総称される18~25歳の男女(学生/会社員)を対象としたパソコンの使用実態に関する調査結果を発表した。
調査地域は全国、18~25歳の男女600名(学生300名/会社員300名)を対象としたインターネット調査 。
新型コロナウイルスによって「新しい生活様式」が浸透してきた今、Z世代の61%がPCを使用する頻度/時間がともに「増えた」と回答し、とくに学生では8割が「増えた」と回答。新型コロナ禍をきっかけに学生を中心としたZ世代がPCに触れる機会が増えていることが分かったという。PC使用の頻度/時間が増えたと回答の理由は、「リモート授業・オンライン授業」や「学習の補助(学習関連の検索など)」が挙げられ、Z世代にとって学習ツールとしてPCが使用されている様子が伺える。また、「動画、音楽、画像の視聴・閲覧」が2位という結果から、スマホと比べて画面が大きなPCがエンタメコンテンツの消費にも活用されている様子が伺える。
オンライン授業/リモートワークが普及した現在、Z世代の間でもウェブ会議ツールを利用する機会が増えており、こちらも画面の大きさなどからノートPCが活用されていることがわかった。
Z世代に自分専用のノートPCについて尋ねたところ、9割以上が「自分専用のノートPCは必要だと思う」と回答しており、自分専用PCを購入するにあたって重要視するポイントについては「処理速度」や「バッテリー駆動時間」「保存容量」などが上位に挙げられている。さらに大学生活の必需品についての選択肢の中から1人3つ選択されたものの全体の72%が「ノートPC」であった。
NECパーソナルコンピュータでは、新たな生活様式を受けてZ世代がパソコン利用に回帰してきていると考え、将来の社会を担うZ世代に使いやすく、また使いたくなるパソコンの提供の必要性があるとしている。