自作ステッカーは2種類
ネジ穴を開け直して古い穴を修復剤で埋め、その部分を再塗装してようやく形になったモトコンポのトップカバー。あとは以前自作したミリタリー風ステッカーを貼れば完成です。
自作ステッカーは2種類あって、ひとつは塩ビ製のカッティング用シートをカッティングマシンで切り抜いて作った切り抜きステッカーです。
使ったシートの色は半ツヤの黒。印刷ではなくシートを切り抜くため、地の部分は車体色のSAND、ステッカー部分は黒になります。
もうひとつはカラーレーザープリンターで出力したフィルムラベルシール。
こちらはプリンターでの印刷なのでもちろんフルカラーです。A4サイズ用紙で自由なサイズにカットできるタイプを使いました。
ハンヴィーなどの軍用車はできるだけ敵から見えにくくするために、運用場所に応じてグリーン系の迷彩柄や砂色などに塗装されます。外側のマーキング類も目立たないようにほとんどが黒。それを参考にして車体色はSAND、カウルの注意書きやUSMCの文字は黒のカッティングシートにしました。
フルカラーで作った方は、軍用車の車内に貼られている注意書きの真似です。車内なので派手派手でも大丈夫ですし、大事な注意も多いのでむしろ目立たせなくちゃいけません。自作したトップカバーを車内に見立てて、そこに貼ろうと思います。
マスキングテープで位置をマークします
ステッカーを貼るには、まず貼る位置を決めなくちゃいけません。といっても自分で勝手に作った物を勝手に貼るだけなので、水平垂直は真っ直ぐにした方がいいですが、厳密な位置決めは不要。適当に貼っちゃっても全然オーケーです。
ただ、ちょっとだけ気になるところもあるんですよね。それは車体を持ち上げる時に掴んだり、固定時にストラップのフックを引っ掛けたりする部分。露出したフレームがグリップの代わりになっていて、そこにフックを引っ掛けるためのループが付いているため、それらを避けなくてはならないのです。
こういう時は現物合わせが一番手っ取り早いので、車体にカウルを取り付けて位置を決めていきます。
グリップ部分は前後左右4ヵ所にあるので、まずは左前から。
カウルが凹んでいてフレームを掴めるようになっています。ループのところにマスキングテープを貼って位置をマークし、ステッカーはこれより後ろに貼るようにします。
後ろ側もループで隠れる部分をマーク。こちらはループが後方に付いているので、ステッカーはこれより前に貼ります。
燃料コックのOFFの位置をマーク
燃料コックのシールも現物合わせが必要です。
普通のバイクの燃料コックはタンク下に小さいレバーが付いていてOFFにするのは整備の時ぐらいなんですが、モトコンポの燃料コックは運搬時はもちろんのこと駐車時もOFFにしなくてはなりません。回す回数が多くなるためか、直径5cmぐらいある大きいツマミになっていて、ON/OFFの位置を示すステッカーが貼られています。
なるべく燃料コックの位置とステッカーの位置を合わせたいので、OFFの位置をマークしておいてそこにステッカーのOFFの文字を合わせます。
フロントフェンダーにもマークします
それともう1ヵ所。フロントフェンダーにもステッカーを貼るので、フロントフォークで隠れる部分をマークします。
フロントフォークとの隙間にはマスキングテープを貼りにくいので、一旦フロントフォークの外側の境目にマスキングテープを貼り、フロントフェンダーを外した後、そのマークの内側にマークを付け直しました。
フロントフォークより後ろの部分にステッカーを貼る予定はありませんが、ここでは念のため後ろ側もマークしています。
ロゴとマフラー位置はだいたいでOK
海兵隊のUSMCのロゴやマフラーの位置を示す「HOT EXHAUST」の注意書きは、この辺りかな? という感じで適当に仮止めしていきます。
USMCのロゴは左側のカウルで位置を決めましたが、右側にも貼らなくちゃいけないので、あとで下や後端からの位置を測って左右を合わせます。
右側のカウルの内側にはマフラーがあるため、純正でも「WARNING! EXHAUST MUFFLER」というステッカーが貼られています。だいたい同じあたりに切り抜きステッカーをペタリ。
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