不要な穴を綺麗に穴埋め
モトコンポの上面を覆う自作トップカバーがようやく完成と思いきや、ロックする金具がシートにぶつかってしまって取り付けられないという致命的なミスが発覚。金具を移動させるため新たにネジ穴を開け、元のネジ穴をプラリペアという補修剤でふさぎました。
プラリペアは完全に硬化するとかなり硬くなるので、まずは金属ヤスリでガリガリと大ざっぱに削り、そのあと紙ヤスリを使ってできるだけ滑らかにします。
トップカバーのネジ穴は、金具の位置を調整するためドリルで無理やり縦長に拡げていました。おかげで円とは程遠いイビツでガタガタな穴になってしまいましたが、金具で隠れるからいいやと思っていたんですよね。でもやっぱりきれいな方がいいに決まってるので、埋めることになってちょうどよかったかも。
二度目なのでもう失敗はしません。しっかり位置決めをして一発でビシッと開けました。フロント側の穴は修正しないので相変わらず汚いままですけれども。
そうそう、前回書き忘れちゃったんですけど、プラリペアが硬化したら穴の裏側に貼ったマスキングテープを剥がします。プラリペアが流れ出ないようにするために貼ったので、固まっちゃえば不要です。
サーフェイサーを吹いて傷チェック
紙ヤスリで磨いたあとは、最初に塗装した時と同様にサーフェイサーを吹き付けて段差や隙間、傷などがないかをチェックします。
いつものプラモデル用サーフェイサーをささっと2往復。
カウルもトップカバーも段差も隙間も傷も見えず、プラリペアによる補修はしっかりできているみたいです。カウル側は穴の形がうっすらと見えていますが塗装してしまえば消える程度なので問題なし。
トップカバーは素材が黒いためか、サーフェイサーを1回吹き付けただけでは透けてしまい、まだら模様になってしまいました。これでは凹凸もわかりにくいので、乾燥したらもう一度サーフェイサーを吹き付けます。
ここで埋めた所が出っ張っていたり引っ込んでいたり隙間ができたりしている場合は、もう一度プラリペアを充填する必要がありますが、どうやら大丈夫そうです。紙ヤスリの跡も見えないので下地はこれで完成。塗装に入ります。
塗装すれば跡形もなくなります
塗料はもちろん前と同じKRYLON CAMOUFLAGEのSAND。二度塗りします。
塗りたい部分だけに吹き付けると、前に塗った所と色味が違ったり、境目ができてしまったりすることがあるので、3、4cmぐらい塗り重ねる感じで吹き付けていきます。1回塗って15分乾燥させたらもう1回。
面積が広いと色の違いが目立つので、もしかしたらトップカバーは全体を塗り直さなきゃいけないかもと思っていたんですけど、杞憂だったみたいです。穴の跡が透けて見えたりするようなこともなく、パッと見は穴が開いていたことなんて全くわからないぐらいに補修できたと思います。
長いことかかってしまいましたが、これでようやくトップカバーの完成です。
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