テレワークでもっとも役に立ったクラウドサービスは?第2位はビジネスチャットツールがランクイン。第1位は…コロナ禍で普及した「あのサービス」!
株式会社LASSIC
株式会社LASSIC(ラシック)(東京本社:東京都港区、代表取締役社長: 若山幸司、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワークで役に立ったクラウドサービスに関するアンケート調査を全国20歳~65歳の男女を対象に実施しました。 https://teleremo.net/
テレワークで役に立ったクラウドサービスに関するアンケート調査について
「SaaS」という言葉をご存じでしょうか?
これは「Software as a Service」の略で、クラウドサーバー上にあるソフトウェアを定額料金で使えるサービスのことを指しています。オンライン状態であればソフトウェアを所持していなくても、どこでも利用できることからテレワークとの相性もよく、コロナ禍を機にニーズが高まっているようです。
例えば、Web会議ツールの「zoom」は「聞いたことがある」「使ったことがある」という方も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスが流行して以降、この2年ほどで急速に普及し、一気に知名度が上昇したサービスの一つです。
そこで、今回はテレワーカーを対象に、SaaS(クラウドサービス)を利用しているか、またどのようなサービスが役に立ったかについて調査しました。
■7割以上がSaaSの利用経験あり。2人に1人が「Web会議/ビデオ会議ツール」を利用。
「テレワーク環境で仕事をするにあたり、使用したことのあるSaaS(クラウドサービス)を教えてください」というアンケートを実施。結果は下記のとおりです。
最多回答は、「zoom」や「Skype」といった『web会議/ビデオ会議ツール』で53.5%にのぼり、2人に1人が使用経験があるという結果となりました。次いで、「Chatwork」「slack」などの『ビジネスチャット』が31.9%、スケジュール管理やワークフロー、社内ポータルなどの機能で組織の情報共有を円滑にする『グループウェア』22.2%と続いています。一方で、25.9%の方が「使用したことがない」と回答しています。
続いて、数あるクラウドサービスのなかでも「もっとも役に立った」サービスについてアンケートを行いました。
■もっとも役に立ったSaaS 第1位はテレワーク時の定番となった「あのサービス」
調査の結果は以下の通りです。
特にテレワーカーから支持を集めたサービス上位3つをランキング形式でご紹介します。
第3位 グループウェア
テレワークを導入した組織の多くが課題認識しているのが、リモート環境下での企業内コミュニケーションではないでしょうか。オフィス勤務と比較し、上司、部下、同僚の様子が見えづらいテレワークにおいて活躍するのがグループウェアです。スケジュール管理や社内情報共有、コミュニケーション機能などを備えており、出社せずとも社員同士のコラボレーションが可能となり、業務効率向上が期待できます。チャット、ビデオ会議、ファイル共有などが一体化していることから人気が高い「Teams」が含まれる「Microsoft 365」が代表的なサービスとして知られています。現在はほかにも様々なサービスが登場しており、各々の特徴や操作性、カスタマイズ性などを比較し、組織規模や導入目的に合わせて最適なツールを選択できます。
第2位 ビジネスチャット
テレワークでは直接コミュニケーションをとる機会が大きく減ってしまう、かといってメールではどうしてもスピード感にかけてしまう……そんなときに有効なのがリアルタイムでやり取りができるビジネスチャットツールです。代表的なサービスに「Chatwork」や「Slack」、「Microsoft Teams」などがあります。1対1の会話だけでなく、グループを作成することで関係者間で簡単に情報連携ができたり、メールよりも連絡のハードルが下がることで気軽にコミュニケーションがはかりやすくなるなどのメリットが挙げられます。また、ビジネスチャットは基本的なセキュリティ機能が実装されており、気軽にメッセージを送りあえるだけでなくファイル共有なども可能なため、効率的に仕事を進めるのに役立ちます。
第1位 Web会議/ビデオ会議
そして、今回最も多くの支持を得たのはWeb会議/ビデオ会議ツールです。
「Zoom」や「Skype」など、利用経験がなくても一度は耳にしたことがあるのという方も多いのではないでしょうか。テレワークのように物理的に離れた環境でも、オンライン上でチームメンバーや顧客と顔を合わせながら会議ができるため、業務や商談を円滑に進めるうえで無くてならないツールと言えそうです。また、日々の業務報告や確認作業なども対面時より難易度が高まるため、メールやチャットのようにテキストベースのコミュニケーションのみに頼ってしまうと認識のズレが発生してしまう場合も。そんな時もWeb会議ツールを使って直接会話をすれば、コミュニケーションロス防止につながるのではないでしょうか。この結果から、テレワークにおいても「顔を合わせる」ことの重要性を感じる方が多いことがうかがえます。
■全体総括
テレワーク環境で仕事をするるにあたり役に立ったSaaS(クラウドサービス)に関する調査。
4人中3人の割合で何かしらのSaaSを利用した経験があることが判明しました。オンライン上でのやり取り、情報管理などを円滑にするSaaSはテレワークとの相性も高いようです。また、テレワークの課題解決を目的としたサービスも増えており、今後ますますテレワークとの親和性に期待が持てるのではないでしょうか。現在、テレワーク導入で課題に感じていることがあれば、この機にSaaSによる解決を検討してみてはいかがでしょうか。悩みにマッチした最適なサービスが見つかるかもしれません。
テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。
※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。https://teleremo.net/?p=337
調査概要
調査期間:2021年8月30日~2021年8月31日
調査対象:全国20歳~65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1035名
調査方法:インターネット調査
著作権について
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*利用条件
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(2) 出典元として以下のURLへのリンクを設置してください。
https://www.lassic.co.jp
(3) 調査結果データの加工・改変は許可しておりません。
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(5) 掲載内容をもとに、独自のコンテンツとして編集・執筆いただくことができます。
テレリモ総研では、人々が場所によって仕事内容や職種、勤務条件を左右されることなく活躍できる世界を実現すべく、テレワーク・リモートワークが働き方の選択肢の一つとして一般化することを目指し、多様な働き方に注目した情報をお届けしてまいります。
以上
株式会社LASSIC(ラシック)について
LASSICは2006年に鳥取県で創業し、『~鳥取発~ITで、地方創生』を経営理念に、ITを通じてポテンシャルや魅力に溢れた地方の活性化、地方創生の実現を目指している企業です。
東京に一極集中しているIT業界の経済活動を地方に分散させる“地方輸出”の仕組みづくりや、ITとアイデアで地方自治体の課題解決を支援する地域イノベーション支援事業、人や組織の状態を見える化し改善を支援する感情解析技術の研究開発などに取り組んでいます。
人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。
■会社概要
東京本社:〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 5F
鳥取本社:〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3
代 表 者: 代表取締役社長 若山 幸司
設 立: 2006 年 12 月 26 日
資 本 金: 9,968万円
事業内容: システムインテグレーション事業、Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、KnockMe!(ノックミー)、地域イノベーション支援事業、感情解析研究開発事業
拠点: 鳥取、仙台、東京、大阪、姫路、那岐、米子、福岡
URL: https://www.lassic.co.jp
Facebook: https://www.facebook.com/lassic.co.jp