2022年1月20日発売予定の注目作

『レインボーシックス エクストラクション』先行体験レポート、シビアながらも手に汗握るCOOPが楽しめる

2022年01月08日 00時00分更新

文● イチえもん 編集●ASCII

2022年1月20日発売予定の『レインボーシックス エクストラクション』

 ユービーアイソフトが手がける『レインボーシックス エクストラクション』は、2022年1月20日に発売予定の協力型タクティカルFPS(ファーストパーソン・シューター)だ。本作は2015年に発売された『レインボーシックス シージ』のスピンオフ作品で、米国各地に出現した謎の生命体「アーキエン」との戦いを描く。

 レインボーシックス シージでおなじみのオペレーターが登場するほか、高い連携力が問われる3人協力プレイ、予測不可能なミッションなどが特徴だ。従来のレインボーシックスシリーズとは異なるゲーム性ということで、世界中のファンから注目を集めていた本作。はたしてどのようなゲームなのかが気になるところ。

 今回、発売に先駆けて、本作の先行体験会に参加する機会を得た。本記事では、レインボーシックス エクストラクションのファーストインプレッションを紹介する。

謎の生物との戦いを描くレインボーシックスシリーズ最新作

 本作は、レインボーシックス シージのシーズン3Year1「オペレーション キメラ」にて、期間限定で実装されたCOOPモード「Outbreak(アウトブレイク)」がベースになっている。これは3人協力型のPvEで、レインボーシックス シージでおなじみのオペレーターを操作して米国・ニューメキシコで突如発生したパンデミック「キメラパラサイト」と、その影響で生み出された謎の生命体に挑むといった内容だ。

 そこに新たな要素を追加し、スタンドアロンとしてパワーアップを遂げたのが本作、レインボーシックス エクストラクションである。Outbreak以降、急速に拡大し続けるキメラパラサイトに対処すべく、「Rainbow Exogenous Analysis & Containment Team(REACT)」を創設。オペレーターの所有武器とガジェット、そしてチームワークを駆使して、未知なる脅威に立ち向かうことになる。

レインボーシックス シージのシーズン3Year1「オペレーション キメラ」にて、期間限定で実装されたCOOPモード「Outbreak(アウトブレイク)」がベース

 Outbreakの要素を引き継いだレインボーシックス エクストラクションは、はっきりいって難易度は高めだ。アーキエンの襲来に圧倒され、撃っても撃っても敵の数は減らない。敵の猛威を防ぎきれずに息絶えてしまうという、ゾンビ映画でおなじみの絶望的な結末を連想させる。

 数多きアーキエンの猛攻を防ぐには、3人の連携力が求められる。もちろん各オペレーターの固有ガジェットを活用することも大事だが、状況の把握や共有といったコミュニケーションこそ最大の武器といえる。このあたりはレインボーシックス シージにも通じる肝であり、これから本作をプレイしたいと考えているユーザーに伝えたい重要なポイントとなる。

 レインボーシックス シージに登場する索敵用ガジェット「ドローン」を使ってエリア内を索敵する、敵を見つけたらピンを立てて共有するなど、任務遂行に必要な情報を逐一仲間に報告することがカギだ。収集した情報をもとに戦略を練り、それがうまく実行できた瞬間、チーム全体に喜びが広がる。それがCOOPゲームの醍醐味といっても過言ではない。

ドローンを使って索敵。レインボーシックス シージと違い、ドローンはバッテリーの概念がある。時間が経つとバッテリー切れになり、全快するまで利用できない仕様に

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう

この連載の記事