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589gの軽すぎるゲーム機型小型PC「ONEXPLAYER mini」が登場!7インチでTiger Lake搭載

2021年12月20日 20時25分更新

文● ASCII

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「ONEXPLAYER mini」を手にするタレントの竹内佳菜子さん(左)と「ONEXPLAYER AMD版」を手にするテックワン代表取締役 中林秀仁氏(右)

 テックワンは12月17日、中国One-Netbook社の超小型PC(UMPC)3機種、「ONEXPLAYER mini」、「ONEXPLAYER AMD版」および「One-Netbook A1 Pro」の国内発売日を発表した。また、同日から先行予約販売を開始した。

 ONEXPLAYER AMD版は12月18日より順次発売、ONEXPLAYER mini、One-Netbook A1 Proは2022年1月28日より発売となる。同社は今回の発表に合わせ、メディア説明会も実施した。

ONEXPLAYER mini。片手でも余裕で持てる軽量さ。ボタンの押し心地なども非常にしっかりしており、一体型コントローラーの使い心地は高級ゲーミングデバイスにも匹敵する印象

 今回目玉となっているONEXPLAYER miniは、7インチのゲーミングUMPC。7月に発売した「ONEXPLAYER」を小型化したモデル。わずか589gという重量で、CPUにはCore i7-1195G7(4コア/8スレッド、最大5GHz)を採用。内蔵GPUのなかでも特に高い性能を誇るIntel Iris Xe Graphicsを搭載することによって、近年の大型タイトルでもグラフィック設定次第でプレイ可能なパフォーマンスを備える。

同社がHD画質(1280×720ドット)で計測した、各ゲームのCPUごとのフレームレート

 メモリーはLPDDR4X-4266を16GB搭載。ストレージはNVMe SSDで、容量別に3種類販売する。直販価格は、512GBモデルが15万5100円、1TBモデルが16万2800円、2TBモデルが18万4800円。ディスプレーは解像度1920×1200ドットのIPSパネルで、10点マルチタッチに対応する。

 本体サイズは262(W)×107(D)×20(H)mm。バッテリーは、連続動画視聴で8時間、高負荷なゲームをプレイして2時間持続するという。なお、100Wの急速充電に対応するため、20分で50%の充電が可能だ。

 重量とサイズを抑えつつ十分な冷却効果を得るため、大型ファンの採用やヒートシンクのデザインを変更。インターフェースは、USB 3.0のType-A端子を1基、USB4のType-C端子を2基搭載している。最大伝送速度40GbpsのUSB4によって、ディスプレーへの映像出力やGPUボックスの使用も可能にしている。その他、無線LANはWi-Fi 6に対応、OSはWindows 11になっている。

 なお、2022年春には、ONEXPLAYER mini向けのドッキングステーションも発売予定だ。USBポートなどを拡張して、キーボードやマウス、ディスプレーといったデバイスの接続が可能になっている。

ドッキングステーションは2022年春に発売予定

 また、12月18日から順次発売となるONEXPLAYER AMD版は、8.4インチのゲーミングUMPCで、ONEXPLAYERのRyzen搭載モデル。7月発売のモデルはインテル製CPUを採用していたが、今回発売するモデルはAMD製APUを搭載した。

ONEXPLAYER AMD版

ONEXPLAYER mini(上)とONEXPLAYER AMD版(下)を並べたところ

 12月18日から発売するのは、Zen 2世代のアーキテクチャーを採用するRyzen 7 4800U(8コア/16スレッド、最大4.2GHz)を搭載したモデルで、直販価格は15万5100円。また1月7日からは、Zen 3世代のアーキテクチャーを採用するRyzen 7 5700U(8コア/16スレッド、最大4.3GHz)を搭載した上位モデルも発売する。Ryzen 7 5700U搭載モデルの直販価格は16万5100円。

 どちらもメモリーはLPDDR4X-4266を16GB、ストレージは1TB搭載。ディスプレーの解像度は2560×1600ドットのIPSスクリーンを搭載。サイズは288(W)×130(D) ×21mm(H)、重量は819g。背面にキックスタンドが用意されており、自立することも可能だ。

One-Netbook A1 Pro

 3つ目のOne-Netbook A1 Proは、ビジネスなどでの使いやすさを重視したUMPC。上記2機種がゲーミング向けUMPCとして一体型のコントローラーを搭載しているのに対し、本機はキーボードを標準搭載している。

 Core i5-1130G7(4コア/8スレッド、最大4GHz)搭載モデルとCore i7-1160G7(4コア/8スレッド、最大4.4GHz)搭載モデルがあり、直販価格はCore i5モデルが14万4100円、Core i7モデルが16万2800円。

 独自の3軸ヒンジにより、画面を回転させて2in1 PCとして使用可能。筆圧2048段階のデジタルスタイラスペンにも対応する。ディスプレーは7インチで1920×1200ドット。本体サイズは173(W)×136(D)×19(H)mmで、重量は550gと非常に軽量。USB 3.0 Type-A×2とUSB4 Type-C、microHDMI、1GbE端子など豊富なインターフェースを備えているのも特徴となる。メモリーはLPDDR4X-4266の16GB、ストレージは512GBで共通だ。

 なお、それぞれのモデルを先行予約した場合、数量限定で割引価格で購入できる。

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