MOYAI、ドコモ、CTCの3社が、配線工事が不要なIoTカメラソリューションの提供に向けて協業を開始~LED一体型モバイル通信搭載カメラで監視やwithコロナ時代の「3密」回避に貢献~
株式会社MOYAI
11月24日(水)から3日間にわたり幕張メッセで開催される「第7回 鉄道技術展」に出展
株式会社MOYAI(以下、MOYAI)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)の3社は、マーケティング、人流解析、監視などを目的とし、配線工事が不要で短期間で導入できるIoTカメラソリューション(以下、本ソリューション)の提供について本日より協業を開始しました。本ソリューションは、2022年春の提供開始を予定しています。
近年、ネットワークカメラの高画質化や小型化が進み、監視や見守りの用途に加えて、人流解析や店舗での行動分析、遠隔監視による業務効率化、withコロナ時代の「3密」回避などカメラの新たな活用に注目が集まっています。一方、カメラの設置に伴うネットワークの手配や電気・配線工事に多くの時間とコストが掛かるため、MOYAI・ドコモ・CTCの3社は、2020年の秋頃から課題解決に向けた検討を行っていました。
本ソリューションは、MOYAIのLED一体型高機能ネットワークセンサー「IoTube(R)(アイ・オー・チューブ)」※1にドコモの4Gネットワーク回線のSIMカードを組み込んだもので、ネットワークを通して収集した動画のリアルタイムな閲覧やAI(人工知能)による動画解析を短期間で実現するプラットフォームサービスです。CTCは、データの保管やデバイスマネジメント、閲覧インターフェイスの開発に加えて、本プラットフォームのサービス運営を担います。
「IoTube」は、LED蛍光灯と高機能カメラが一体となったIoTネットワークセンサーです。既存の蛍光灯と取り換えるだけで店内や車両内などの様子を撮影することができるため、電気・配線工事のコストが不要で、装飾やレイアウトを崩すことなく簡単に設置できます。今回の協業により開発するプラットフォームは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を用いて動画データの確認やダウンロードを実施することができ、マイク・スピーカー機能を利用すれば緊急時に双方向の通話も可能です。
例えば小売店に来店したお客さまの属性分析や動線分析を行うことで、商品の仕入れや陳列、店舗設計などのマーケティングに本ソリューションを活用することができます。また、各車両内の混雑度合いを把握し、乗客のモバイル端末に混雑状況をリアルタイムに配信することで、「3密」の回避にも貢献します。
2022年春から提供開始する新しいバージョンの「IoTube」は、エッジ端末でリアルタイムの処理と分析を可能にするエッジAIの搭載、温度、湿度、赤外線サーモグラフィ、煙検知の各種センサーなどの標準装備を予定しており、更に、MOYAIでは超高速通信を実現する第6世代Wi-Fiや第5世代移動通信方式(5G)への対応も検討しています。「IoTube」の機能拡張に合わせて、3社はIoTセンサー技術を利用した機能の更なる拡充を図り、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献していきます。
<参考>「第7回鉄道技術展」への出展
2021年11月24日(水)~11月26日(金)の3日間にわたり幕張メッセで開催される「第7回鉄 道技術展」で、MOYAIの「IoTube」を展示します。
第7回鉄道技術展ホームページ:http://www.mtij.jp/
※1 IoTube紹介ページ: https://moyai-net.com/product/
* 「IoTube」は、株式会社MOYAIの登録商標です。
* 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。