「GAME&MORE」をコンセプトに、ゲーム以外の用途でも大活躍!
240Hz液晶にRTX 3070、最高クラスのPCゲームプレイ環境を持ち運べる薄型軽量・高コスパな15.6型ノートPC「GALLERIA UL7C-R37」
2021年12月03日 11時00分更新
パソコンのパーツを簡単におさらい!
「GALLERIA」Uシリーズはしっかり高性能
では、今回試用した上位モデルのGALLERIA UL7C-R37の、ゲーミングマシンとして一番大切ともいえる性能についてチェックしていこう。だがその前に、パソコンについてあまり詳しくない人むけに、各パーツがどういったものなのか、ゲームではどのように影響してくるのかについて、簡単に紹介しておこう。
まずCPUは、周辺機器やソフトウェアからくる指示を処理したり、メモリーを制御したりする装置のことだ。ゲームプレイにおいても結構重要なパーツだが、とくに重要になってくるのが、箱庭型のゲームや実況配信をする場合だ。
箱庭系のゲームでは、多くのNPCが生活をしていたり、車が走っていたりする。これはCPUの性能にとても依存するため、ゲームタイトルによっては、CPUの性能に合わせてNPCや車の台数が変わったりする。
また、実況配信で使うソフトウェアとゲームプレイを同時に動かす際にも、CPUの性能は重要となる。複数のソフトウェアの処理を同時に行なうため、CPUの性能が低いと、ゲーム側のパフォーマンスにも影響するからだ。
GPUは、ゲームプレイにおいてもっとも重要なパーツといっても過言ではない。GPUは、3Dグラフィックスを描画する際に必要な計算処理を行なうパーツだ。この計算処理能力が高ければ高いほどより高精細な映像をディスプレーに表示できるのだ。逆に低いと描画処理が追い付かないため、映像がかくついたりするというわけだ。
メモリーは、パソコンで処理するデータを一時的に保管しておく記憶装置の役割を持つパーツで、主にパソコンの処理速度を高速にする役割を持っている。メモリーの容量が多いほど一度にたくさんのデータを保管しておけるので、ストレスなくゲームをプレイするためには重要なパーツといえる。
また、ゲームにおいては、できるだけ16GBはほしいところ。加えて、メモリーは1枚より2枚挿す「デュアルチャネル」のほうが、より高速な処理が可能となる。ようは16GBでも、16GB×1より8GB×2のほうが高速というわけだ。
ストレージは、データを長期間記憶しておくためのパーツで、当たり前だが容量が大きければ大きいほど多くのデータを保存しておける。加えて、種類によってデータの読み込み速度が異なり、ゲームの場合は高速であるほどロード時間やマップの読み込みが速くなる。
最近ではより高速なM.2接続でNVMeに対応するSSDが主流になってきている。ゲームではNVMe対応であれば超快適で、種類によってそこまで差が生まれるわけではないが、動画編集などになると、より高速なSSDが求められる場合が多い。これは、大容量のデータを移動することが必要になるためだ。
では、GALLERIA UL7C-R37のスペックはどうだろうか。CPUは、8コア/16スレッドのCore i7-11800Hを採用している。ノートパソコン向けのCPUとしてはハイエンドな部類に入るため、快適なゲームプレイに加え、実況配信も期待できるものとなっている。
GALLERIA UL7C-R37のGPUは、GeForce RTX 3070を採用。こちらもGPUのグレードとしては高いほうで、GALLERIA UL7C-R37のディスプレーの解像度のフルHDであればほとんどのゲームが快適に動作すると予想できる。
メモリーは、先述したデュアルチャネルの16GB(8GB×2)で、ゲームプレイにおいては十分。ストレージは、1TBと容量も多いほうでNVMe対応なので、高速なロードやマップの読み込みが可能だ。
人気FPSも快適に遊べる!
ここまで各パーツの役割を説明してきたが、重要なのはゲームでどれだけのパフォーマンスが出るかだ。そこで、ここからはゲームプレイ時のフレームレートをチェックしていこう。フレームレートは、1秒間に動画でみせるコマ数のことで、リフレッシュレートと同じく数値が高ければ高いほど滑らかな映像が楽しめる。ようは、高いリフレッシュレートに対応するディスプレーを採用していても、高いフレームレートが出る性能を持っていなければ、宝の持ち腐れになるというわけだ。
ではまず「Apex Legends」のフレームレートからチェックしていこう。射撃訓練場を周回しているところを「Fraps」で計測した。なお、フルHD、フルスクリーンにして、テクスチャストリーミング割り当てを「極」「高」「中」にして実施。加えて、本作は通常だとフレームレートに上限があるため、開放している。
結果は、240Hz張り付きは難しいものの、どの設定でも平均200Hz以上で遊ぶことができるため、240Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーを存分に活かしてプレイできるといっていいだろう。また、細かく設定を下げていけばもっとフレームレートは上がるはずなので、ぜひ試してほしい。
続いて「VALORANT」を計測。こちらも、訓練所でぐるぐると周回しているところを「Fraps」で計測した。フルHD、フルスクリーンに設定し、グラフィックの設定を「高」と「中」にして実施した。
結果は、いずれも平均240Hzを超える結果に。VALORANTであれば、ほとんど240Hz張り付きで遊ぶことができるだろう。
続いて、「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークをチェック。フルHD、フルスクリーンで、グラフィック設定を「最高」「超高」「高」にして計測したところ、こちらもすべての設定で平均240Hzを超えていた。
人気のFPSは、軒並み高いフレームレートを実現していたので、コンシューマー機でFPSをプレイしていて、PC版への移行に迷っている人も、GALLERIA UL7C-R37であればリフレッシュレートの恩恵はかなり受けられるだろう。
「ファークライ6」のゲーム内ベンチマークもチェックしておこう。今回は、フルHD、フルスクリーンで、グラフィック設定を「最高」「高」にして計測した。結果は、どちらでも最小フレームレートが60fpsを上回っているため、快適にプレイできるのは間違いないだろう。
そこで、レイトレーシングの設定をオンにして、「最高」「高」「中」にして計測してみた。すると、さすがに最小フレームレートは60fpsを下回ってしまうため、そこそこ快適にプレイするためには、中くらいの設定が丁度いいだろう。
最後に、実況配信ができるかもチェックしてみた。今回は、Apex Legendsをプレイしているところを、「OBS Studio」を使って配信した際のフレームレートをチェックしてみた。こちらも、フルHD、フルスクリーンという設定で、テクスチャストリーミング割り当てを「極」「高」「中」にして計測している。
結果は、さすがに普通にプレイしているときと比べるとフレームレートは下がってしまうものの、中であれば平均180fpsで遊べるため、タイトルによってはゲーム実況配信も快適にできるといっていいだろう。
初心者からノートでも快適にゲームしたい人まで幅広くオススメできる1台
「GALLERIA」Uシリーズをじっくりと試してみたが、ノートパソコンではあるものの、ほとんどゲーミングデスクトップと変わらない性能でゲームプレイを楽しむことができた。ゲーミングデスクトップとディスプレーを導入するのはハードルが高いけど、ノートなら検討できるという人は、ぜひチェックしてほしい1台だ。
加えて、240Hzのディスプレーを搭載しているので、この1台さえあればガチゲーマーのようなデスクと同じような環境を構築できる。そのため、自宅のスペースにあまり余裕がないという人にもオススメできる。
もちろん、薄型軽量ボディーで仕事や動画編集といったゲーム以外の用途でも十分快適にこなせる性能なので、ゲーム+αの使い方ができるノートパソコンといえる。
「GALLERIA」Uシリーズは、PCゲーム初心者から、どこでも快適にゲームプレイを楽しみたいというコアゲーマーまで、幅広いゲーマーにオススメできる1台なので、ぜひ1度チェックしてみてほしい。
提供:GALLERIA(株式会社サードウェーブ)